セリ科

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セリ科

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■ アシタバ【学名】Angelica keiskei (=A. utilis) 【科名】セリ科【属名】[アンゲリカ属](シシウド属) 【和名】アシタバ(明日葉) 【原産地】日本
【特徴】伊豆諸島では古くから煮食する習慣がありますが、健康食品として普及するようになりました。新葉の生長が早いので、今日切り取ると明日には萌芽しているという意味でアシタバ(明日葉)の名があります。高さ１ｍくらいに育ち、葉は数回羽状に全裂します。花は白色で小さく、散形花序で主に秋に咲きます。若い葉は多少の香気があり、やや苦みがありますが、浸しものや酢の物などにします。【管理】性質は強健。繁殖は種まきまたは株分け。
【キー】アシタグサ/ハチジョウソウ/+//+//+//+/多年草/常緑/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/氷点下/水やり普通/+/5月/6月/7月/8月/9月/10月/ 【追加】アンゲリカ・ケイスケイ/75

■ アストランティア・マヨル【学名】Astrantia major 【科名】セリ科【属名】[アストランティア属](-) 【和名】【原産地】ヨーロッパ中東部
【特徴】長く伸びた花茎にドーム状の白、赤などの散形花序が着きますが、本当の花弁より苞葉の方が目立ちます。葉は根出し、３～７裂した掌状葉で、地際によく群生します。花壇や寄せ植えなどに用いますが、切り花としても流通します。【管理】高温多湿に弱い。繁殖は株分けか種まき。
【キー】/+//+/greater masterwort/+//+/多年草/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/半日陰/氷点下/水やり普通/+/5月/6月/ 【追加】アストランティア・マヨル/85

■ イタリアンパセリ【学名】Petroselinum crispum var. neapolitanum (=P. neapolitanum ) 【科名】セリ科【属名】[ペトロセリヌム属](オランダゼリ属)(パセリ属) 【和名】イタリアンパセリ【原産地】地中海沿岸
【特徴】パセリは香辛料野菜として広く知られており、日本では、葉の縮れたものが普及しています。しかし、欧州では、葉が平たくて縮れない系統が普及しており、これをイタリアンパセリと云います。縮葉系に比べると風味や香りが柔らかいのが特徴です。葉は３出複葉で、小葉は人参の葉のような欠刻があります。草丈は30～60cm。春には黄緑色の小さな花が散形に咲きます。【管理】夏の高温にやや弱い。繁殖は種まきで、適期は春。
【キー】/+//+/Italian parsley / flat leaf parsley/+//+/二年草/多年草/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/氷点下/水やり普通/+/5月/6月/7月/ 【追加】(1792)

■ ウイキョウ【学名】Foeniculum vulgare 【科名】セリ科【属名】[フォエニクルム属](ウイキョウ属) 【和名】ウイキョウ【原産地】地中海地方
【特徴】薬用、香辛料として用いるハーブで、茎葉には香気があります。葉はアスパラガスのような感じで細裂しています。初夏のころ枝先に黄色の小さな花が散形に多数咲きますが、これは切り花に使うことがあります。変種のイタリアウイキョウ(var. azoricum)は葉柄の基部が肥大し、この部分を軟白し、西洋野菜として利用します。写真の種類は、イタリアウイキョウに近い変種のドゥルケ(var. dulce)ですが、これは基部が肥大しません。【管理】やや冷涼な気候が適する。冬は－３℃以上あれば越冬する。繁殖は種まき。
【キー】/+//+/fennel / sweet fennel/+/スイートフェンネル/+/多年草/常緑/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/氷点下/水やり普通/+/6月/7月/ 【追加】フォエニクルム・ウルガレ/269

■ エゴポディウム・ポダグラリア【学名】Aegopodium podagraria 【科名】セリ科【属名】[エゴポディウム属][アエゴポディウム属](エゾボウフウ属) 【和名】【原産地】ヨーロッパ/小アジア/コーカサス
【特徴】卵円形の小型葉の丈夫な植物。この園芸品種バリエガータムは鮮明な白の覆輪が入り、美しい。草丈30～60cm。白色の小花を多数つけるが、花よりも、主に美しい葉姿の観賞価値が高い。【管理】性質は強健で、耐寒性も強い。やや水分の多い状態と多肥を好む。
【キー】/+//+/ashweed(アッシュウイード)/+//+/多年草/常緑/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/グランドカバー/+/強光/氷点下/水やり普通/+/5月/6月/7月/8月/9月/10月/ 【追加】エゴポディウム・ポダグラリア/bishop's weed(ビショップスウイード) /goutweed(ガウトウイード) /ground ash(グラウンドアッシュ) /ground elder(グラウンドエルダー) /herb Gerard(ハーブジェラード) /331

■ エリンギウム・プラヌム【学名】Eryngium planum 【科名】セリ科【属名】[エリンギウム属](ヒゴタイサイコ属) 【和名】マルバノヒゴタイサイコ【原産地】東南ヨーロッパ～近東
【特徴】青色の頭状花序は短円柱形で、その基部には被針形の総苞が目立つ、ユニークな花形です。根出葉は卵状心臓形で全縁で長さ５～10cmほどですが、上部の葉は３～５に深裂して、刺状の鋸歯があります。草丈は50cm～１ｍほど。ドライフラワーにもなり、切り花で広く利用されますが、花期は長く、夏花壇にも適します。【管理】高温多湿に弱い。乾燥状態を好むので、排水性の良い土壌に植える。繁殖は種まきで、適期は５月。
【キー】/+//+//+/エリンジウム/+/多年草/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/氷点下/水やり普通/+/7月/8月/ 【追加】エリンギウム・プラヌム/369

■ オルラヤ【学名】Orlaya grandiflora (=Caucalis grandiflora /=Daucus grandiflora ) 【科名】セリ科【属名】[オルラヤ属](-) 【和名】【原産地】ヨーロッパ(南、西、中央部)
【特徴】ニンジンに近い仲間で、欧州のワイルドフラワーです。花茎はよく分枝して、先端に白色の小花が散形花序でかたまって咲きます。周辺部の花弁は内側の花弁の８倍ほどはあり目立ちます。葉は２～３回の羽状複葉で細かく切れ込み、小葉は長楕円形、ニンジンの葉に似ています。流通しているのは白花ですが、桃色味を帯びた花色もあるようです。夏には枯れます。切り花にも使えます。【管理】繁殖は種まき。こぼれ種でよく増える。
【キー】/+//+/Minoan lace / white lace flower/+/オルラヤ / オルレヤ/+/一年草/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/氷点下/水やり普通/+/5月/6月/ 【追加】/

■ セリ【学名】Oenanthe javanica (=O. japonica) 【科名】セリ科【属名】[オエナンテ属](セリ属) 【和名】セリ(芹) 【原産地】日本～東南アジア/オセアニア
【特徴】湿地や溝で普通に見かける野草でもあり野菜でもある馴染み深い植物です。これの園芸品種のフラミンゴ(写真)は葉に淡桃、黄、白の斑が入り、群植すると桃色が目立って美しいので、水辺花壇などに利用します。セリは秋～冬にかけて多数の根出葉を叢生します。葉は１～２回の羽状複葉で、小葉は卵形で、葉縁は鋸歯状です。夏には花茎を伸ばし、白色の小さな花を複散形花序につけます。【管理】性質は強健。乾燥を嫌う。繁殖は株分けまたは種まき。
【キー】カワナ / カワナグサ/+/'Flamingo'(フラミンゴ)/+/Water Parsley/+//+/多年草/常緑/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇(水辺)/+/強光/氷点下/湿潤/+/7月/8月/ 【追加】オエナンテ・ジャワニカ/1296

■ チャービル【学名】Anthriscus cereitolium 【科名】セリ科【属名】[アントリスクス属](シャク属) 【和名】【原産地】南ロシア～西アジア
【特徴】香辛料野菜ですが、３回羽状複葉の深い切れ込みの入った葉は淡緑色で柔らかく優雅ですから観賞植物としても使います。草丈は50～60cmほど、初夏に白い小花が多数咲きます。欧風料理でサラダやスープ、ソースなどに使いますが、生鮮品だけでなく乾燥品も使います。フランス名のセルフィーユでも知られています。【管理】排水性、保水性のよい土を好む。夏の高温に弱い。繁殖は種まきで適期は秋。
【キー】セルフィーユ/ウイキョウゼリ(茴香芹)/+//+/chervil(チャービル)/+//+/一年草/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/氷点下/水やり普通/+/6月/7月/ 【追加】アントリスクス・ケレフォリウム/ salad chervil /1407

■ ヒュウガトウキ【学名】Angelica furcijuga 【科名】セリ科【属名】[アンゲリカ属](シシウド属) 【和名】ヒュウガトウキ【原産地】日本(九州)
【特徴】漢方薬に使うトウキ(当帰)の仲間ですが、本種は極めて近縁のイヌトウキ(A. shikokiana) とともに「日本山人参」の名で流通し、健康食品やサプリメントに使われます。宮崎県北部の原産(イヌトウキは和歌県以西)の多年草で、草丈は１～２ｍほど。１～３回３出複葉で、小葉は狭披針形です。夏には、散形花序で白色の小さな花を密に着けます。根茎は太く育ち、生薬に供します。苗の状態でも流通します。【管理】冷涼な環境を好む。繁殖は種まき。
【キー】/+//+//+/日本山人参/+/多年草/常緑/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/半日陰/氷点下/水やり普通/+/8月/ 【追加】(75)

■ フランネルフラワー (アクティノツス・ヘリアンティ) 【学名】Actinotus helianthi 【科名】セリ科【属名】[アクティノツス属](-) 【和名】【原産地】オーストラリア東南部
【特徴】フランネル状の白い花の雰囲気がとてもユニークです。花はキク科に似た感じですが、本種はセリ科で、花弁状のものは舌状花ではなく苞葉です。これが白い軟毛に覆われています。花の径は５～８cm。葉も銀白色で、２～３回の羽状複葉、深く切れ込んでおり、長さ10cm程度。茎は直立し、高さ50cm程度。高さ30～40cmの矮性品種フェアリーホワイトが広く流通しています。【管理】排水性の良い砂質用土を好む。多湿を嫌う。冬は多少の保護が必要。繁殖は種まきか挿し木。
【キー】/+//+/Sydney flannel flower/+/フランネルフラワー/+/多年草/常緑/半耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/0℃以上/水やり普通/+/3月/4月/5月/6月/7月/周年/ 【追加】/

■ ホワイトレースフラワー【学名】Ammi majus 【科名】セリ科【属名】[アンミ属](ドクゼリモドキ属) 【和名】ドクゼリモドキ【原産地】地中海地方
【特徴】十数個の小さな花が集まって、径１cmほどの小散形花序を作り、さらにこれが多数集まって径６～10cmほどの花序を形成します。この花姿がレースを連想させるのでレースフラワーの名で流通しますが、これは和製英語です。葉は、１～３回の３出複葉で、小葉は被針形～卵形です。茎はよく分枝して、直立し、草丈は30～90cmです。なお、名前の似たブルーレースフラワーは属の異なる別種です。【管理】半日陰でもよく育つ。やや湿り気を好む。繁殖は種まきで、適期は春または秋。
【キー】/+//+/bishop's weed/+/ホワイトレースフラワー/+/一年草/多年草/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/氷点下/水やり普通/+/3月/4月/5月/ 【追加】アンミ・マユス/1596

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