バラ科

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バラ科

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■ ベニバナシャリンバイ【学名】Rhaphiolepis × delacourii 【科名】バラ科【属名】[ラフィオレピス属](シャリンバイ属) 【和名】【原産地】園芸種
【特徴】シャリンバイ属のインディカ(R. indica：桃、白花)とシャリンバイ(R. umbellata：白花)の交雑種のうち、桃色花品種がベニバナシャリンバイの名で流通しているようです。花は径は２cm弱で、茎の先端に多数咲きます。葉は卵形～楕円形で、互生し、草丈は２ｍほどになります。ベニバナ(紅花)とはいいながら、普通はかなり淡桃色です。【管理】性質は強健。やや耐寒性は弱いが、関東以西では越冬可能。繁殖は挿し木。
【キー】/+//+//+/ベニバナシャリンバイ/+/低木/常緑/耐寒性/+/中鉢/大鉢/庭園/+/強光/氷点下/水やり普通/+/5月/6月/ 【追加】(1156)

■ ボケ(木瓜) 【学名】Chaenomeles speciosa (=Tyaenomeles speciosa) 【科名】バラ科【属名】[コエノメレス属][カエノメレス属](ボケ属) 【和名】ボケ【原産地】中国
【特徴】早春を彩る用途の広い花木の代表種で、江戸時代から改良が進みました。ボケ属には数種あり、日本原産種のクサボケもありますが、園芸的によく普及しているのは、中国原産のヨドボケです。ただし、園芸品種には種間交雑で育成されたものが多数あり、花色は赤、桃、白などのほか、複色系など多彩です。四季咲きの性質があります。【管理】植え替えは秋。花芽は９月頃からできるので、剪定は花芽を確認しながら不要な枝を切る。多湿と乾燥を嫌う。繁殖は挿し木、接ぎ木、根伏せ。
【キー】ヨドボケ/+//+/flowering quince(フラワリングクインス)/+//+/低木/落葉/耐寒性/+/小鉢/中鉢/庭園/+/強光/氷点下/水やり普通/+/3月/4月/ 【追加】コエノメレス・スペキオサ/Japanese quince(ジャパニーズクインス) /カラボケ/カンボケ/チョウシュンボケ/ヒボケ/モケ/2228

■ ミヤマカイドウ【学名】Malus sp. 【科名】バラ科【属名】[マルス属](リンゴ属) 【和名】【原産地】園芸種
【特徴】カイドウ類のなかでもミヤマカイドウは実なりの美しさが素晴らしい種類で、始めは黄色ですが、熟すと真紅色になります。春に咲く白または淡紅色の花も美しく、秋の紅葉も観賞できるので、四季の変化を楽しめます。古くから盆栽や庭木に広く利用されてきました。ただし、ミヤマカイドウという植物名はなく、多くの場合は、ミカイドウ(Malus micromalus)をミヤマカイドウと呼ぶことが多いようで、ヒメリンゴとかなり近縁です。【管理】性質は強健で育てやすい。繁殖は接ぎ木または種まきです。
【キー】/+//+//+/ミヤマカイドウ/+/低木/落葉/耐寒性/+/小鉢/中鉢/庭園/+/強光/氷点下/水やり普通/+/5月/6月/観賞期/10月/11月/12月/ 【追加】(2326)

■ モッコウバラ【学名】Rosa banksiae 【科名】バラ科【属名】[ロサ属](バラ属) 【和名】モッコウバラ(木香薔薇) 【原産地】中国
【特徴】６～７ｍにも伸びる蔓性植物で、白または淡黄の八重咲き小さな花を咲かせるバラの仲間です。花の大きさは径２～３cm程度です。枝は細く緑色で、トゲはありません。白花には香りがありますが、黄花(‘ルテア’)にはありません。庭園でのアーチ仕立てに適しますが、鉢植えではあんどん作りにします。多くの園芸品種があります。種子はできません。【管理】性質は丈夫で、生育は旺盛。蔓性なので誘引が必要。直立させると花付きが悪くなるので、斜め方向に誘引する。繁殖は挿し木。
【キー】/+//+/banksia rose(バンクシアローズ)/+//+/低木/常緑/耐寒性/蔓性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/氷点下/水やり普通/+/4月/5月/ 【追加】ロサ・バンクシアエ/1836

■ モモ【学名】Prunus persica 【科名】バラ科【属名】[プルヌス属](サクラ属) 【和名】モモ【原産地】中国
【特徴】果実や花木に広く栽培されるますが、観賞用に使う品種をハナモモともいいます。江戸時代から改良が進められました。品種は多く、花色は、紅、桃、白など、花形は一重、八重、樹形は立性、枝垂れ性、矮性など、多彩です。雛祭りには欠かせない花です。【管理】性質は強健。繁殖は普通は接ぎ木。
【キー】/+//+/peach tree(ピーチツリー)/+/ハナモモ/+/小高木/落葉/耐寒性/+/小鉢/中鉢/庭園/+/強光/氷点下/水やり普通/+/3月/4月/ 【追加】プルヌス・ペルシカ/ peach(ピーチ) /2480

■ ヤマブキ【学名】Kerria japonica 【科名】バラ科【属名】[ケリア属](ヤマブキ属) 【和名】ヤマブキ(山吹) 【原産地】日本～中国
【特徴】庭園の下木として古くから栽培されてきた高さ１～２ｍの低木で、鮮やかな黄色の花が印象的です。花は径４cm程度で、花弁は５枚ですが、いくつかの品種があり、八重咲きが広く植栽されています。その他、花弁の細いキクザキヤマブキ、花色が白っぽいシロバナヤマブキ、葉に白斑が入るフイリヤマブキなどがあります。【管理】性質は強健。樹陰地でもよく育つ。繁殖は挿し木または株分け。
【キー】/+/'Pleniflora'/+/kerria(ケリア) /Japanese rose(ジャパニーズローズ)/+//+/低木/落葉/耐寒性/+/小鉢/中鉢/庭園/+/半日陰/氷点下/水やり普通/耐陰/+/4月/5月/ 【追加】ケリア・ヤポニカ/2598

■ ユキヤナギ【学名】Spiraea thunbergii 【科名】バラ科【属名】[スピラエア属](シモツケ属) 【和名】ユキヤナギ(雪柳) 【原産地】日本～中国
【特徴】株元から多数の枝を出し、春先に白い小さな花がいっぱいに咲きます。その姿は、雪景色を連想させるに十分な美しさがあり、日本の庭木には欠かせないものです。西日本の山野に自生しています。切り花としては昔から広く使われてましたが、最近は鉢物としても出回るようになりました。【管理】性質は強健。花後には株元まで切り詰める。繁殖は挿し木(2～3月)または株分け(10～11月または2～3月)。
【キー】/+//+/Thunberg spirea(ツンベルグ・スピレア)/+//+/低木/落葉/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/氷点下/水やり普通/+/3月/4月/ 【追加】スピラエア・ツンベルギー/コゴメバナ(小米花)/1143

■ ユスラウメ【学名】Prunus tomentosa 【科名】バラ科【属名】[プルヌス属](サクラ属) 【和名】ユスラウメ【原産地】中国
【特徴】1cmほどの赤い球形の果実が美しい家庭果樹、あるいは観賞樹として、江戸時代から栽培されてきました。高さ２～３ｍの低木で、枝に直接果実が着きます。果実は甘酸っぱく、生食されますが、果実酒にも向きます。花は白色～淡紅色で、桜の咲く頃、葉に先立って、あるいはほとんど同時に咲きます。果実の色は白色もあります。中国では果樹として古くから栽培されており、桜桃と称しています。(ただし、現在は日本では桜桃はサクランボのことです)。【管理】性質は強健。土壌の過湿を嫌う。繁殖は挿し木、取り木、種まきなど。
【キー】/+//+/Chinese bush fruit(チャイニーズブッシュフルーツ) /Nanking cherry(ナンキンチェリー)/+//+/低木/落葉/耐寒性/+/小鉢/中鉢/庭園/+/強光/氷点下/水やり普通/+/観賞期/6月/ 【追加】プルヌス・トメントサ/ Hansen's bush cherry(ハンセンズブッシュチェリー) /2618

■ ヨウシュシモツケ【学名】Filipendula vulgaris (=F. hexapetala ) 【科名】バラ科【属名】[フィリペンドゥラ属](シモツケソウ属) 【和名】ロクベンシモツケ【原産地】ヨーロッパ～西アジア
【特徴】径１cmほどの小さな花を円錐状に着けます。花色は主に白、あるいは淡黄色です。葉は根出して、ロゼット状に広がり、長さ10～40cm、２回羽状複葉で細かく切れ込んでいます。草丈は80cmほど。花弁は普通は６弁ですが、多く栽培されるのは八重咲き品種で、これをヤエヨウシュシモツケと呼んでいます(写真)。【管理】夏は日陰が適する。やや湿った状態を好む。繁殖は株分け。
【キー】ヨウシュシモツケ/+//+/dropwort/+/フィリペンドゥラ/+/多年草/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/日なた/氷点下/水やり普通/+/6月/7月/8月/ 【追加】フィリペンドゥラ・ウルガリス/1141

■ ルブス・ペンタロブス(ルブス・カリキノイデス) 【学名】Rubus pentalobus (=R. calycinoides ) 【科名】バラ科【属名】[ルブス属](キイチゴ属) 【和名】【原産地】台湾
【特徴】果実を食するブラックベリーやラズベリーの仲間のキイチゴ属の植物ですが、本種は葉や草姿の美しさを観賞します。茎は這うように横に広がります。葉はしわが目立ち、丸みのある心臓形で、浅く３～５に裂け、周縁は鋭い鋸歯があります。花は白色で、果実はキイチゴ状の集合果で赤く熟します。生育は旺盛なのでグランドカバーに好適です。寒い地方では秋に美しく紅葉します。【管理】性質は強健。繁殖は挿し木。種まきもできる。
【キー】/+//+//+/ルブス・カリシノイデス/+/低木/常緑/半耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/0℃以上/水やり普通/葉水/+/観賞期/1月/2月/3月/4月/5月/6月/7月/8月/9月10月/11月/12月/周年/ 【追加】(587)

■ ワイルドストロベリー【学名】Fragaria vesca 【科名】バラ科【属名】[フラガリア属](オランダイチゴ属)(イチゴ属) 【和名】エゾノヘビイチゴ【原産地】ヨーロッパ～アジア
【特徴】食用に栽培されるイチゴはオランダイチゴですが、本種は、果実はやや小さいものの多果性なので観賞価値が高く、鉢植え用に広く出回っています。和名に「エゾノヘビイチゴと「ヘビ」と入っていても、食べられます。特に、香りの良いことが好まれて欧州では現在も食用目的で栽培されます。北海道では帰化植物となっています。【管理】性質は強健で育てやすい。開花結実のためには冬の寒さに遭わせることが必要。繁殖は株分けまたはランナーからの子芽取り。
【キー】/+//+/sow teat storowbery / wild strawberry/+/ワイルドストロベリー/+/多年草/常緑/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/氷点下/水やり普通/+/3月/4月/5月/6月/7月/ 【追加】フラガリア・ウェスカ/ woodland strawberry/213

■ ワレモコウ【学名】Sanguisorba officinalis 【科名】バラ科【属名】[サングイソルバ属](ワレモコウ属) 【和名】ワレモコウ(吾亦紅) 【原産地】日本～ユーラシア
【特徴】枝先に長さ１～２cmの楕円形の紅紫～黒紫色花をつける姿が面白い植物で、日本の山野に普通に自生しています。古くから、自然の物を切って、生け花に愛用してきました。最近は鉢花や花壇植にも使うようになっています。葉は根出して地際だけですが、花茎がよく分枝して、１ｍ近くまで長く伸びます。なお、本属のいくつかの種や品種で、由来が不詳のものも、単にワレモコウ、あるいはヒメワレモコウなどの名で流通しています。【管理】性質は強健。繁殖は株分けまたは種まき。
【キー】/+//+/great burnet(グレートボネット)/+//+/多年草/落葉/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/氷点下/水やり普通/+/7月/8月/9月/10月/ 【追加】サングイソルバ・オッフィキナリス /burnet bloodwort(ボネットブラッドワート) /3093

■ 姫ワレモコウ【学名】Sanguisorba sp. 【科名】バラ科【属名】[サングイソルバ属](ワレモコウ属) 【和名】【原産地】日本～ユーラシア
【特徴】ワレモコウは枝先に長さ１～２cmの楕円形の紅紫～黒紫色花をつける姿が面白い植物で、日本の山野に普通に自生しています。これを矮性にした感じの姫ワレモコウが鉢物として流通しています。草丈は20～30cm程度で、整った姿をしています。注記：これがワレモコウの矮性品種なのか、別種なのかは不詳です。【管理】性質は強健。繁殖は株分けまたは種まき。
【キー】/+//+//+/姫ワレモコウ/+/多年草/耐寒性/+/小鉢/中鉢/花壇/+/強光/氷点下/水やり普通/+/7月/8月/9月/10月/ 【追加】(3092)

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