芝生
―家庭では密植がよい―
6月25日号掲載
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イングリッシュガーデン
 芝生の緑の美しい季節だ。芝生は日当たりの良い、少し広い庭に向いている。芝生と一口にいっても、種類は実に多い。一般に大きく分けて日本芝と西洋芝がある。日本芝は「夏芝」といわれているものの一つである。これは冬に葉が枯れる難点があるものの、丈夫で作りやすいので、最も多く使われている。とくに、家庭ではこの中のコウライシバを用いる。西洋芝は「冬芝」と呼ぶ方がよく、冬でも緑色が美しい。しかし、夏の暑さには弱いので寒冷地に向くが、温暖な地方では作りにくい。日本芝が芝張りをするのに対して、西洋芝は種子で殖やすのが一般的である。

 日本芝は芝坪という独特の面積表示で販売する。1枚の芝苗は15cm×38cmの短冊型で、これの20枚が1束、そして2束を1単位として売買するのだが、これは2.28u分である。これをそれぞれ4〜5cmの目地を取って植え付ければほぼ3.3u(1坪)になるということなのだろう。しかし、家庭では、目地を取らないで、ぎっしりと隙間なくつめて植えるのがよいだろう。そうすれば、すぐに芝生として利用することができる。

 芝張りはまず土を耕してよく地ならしをし、土が悪い場合は水はけの良い土か砂を入れて、芝生をきれいに並べ、砂で薄く覆い、軽くおさえつけるだけでよい。ただ、過湿には非常に弱いので、あらかじめ水はけの良い状態にしてから植え付けることが大切だ。

 根づいたら、芝刈をまめに行うこと。良い芝生の維持は芝刈にかかっている。そして、最初はていねいに除草すること、年2〜3回芝生用の肥料を施すこと、春には3〜7oほどの細かい砂を入れること、などの管理をすればいつまでも美しい芝生を楽しむことができる。