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鉢物の管理の基礎

観葉植物の選び方・買い方
 最近は観葉植物の種類も豊富になり,欲しいものがいつでも手に入ります。値段も安くなりました。それだけに選びやすくなりましたが、迷うことも多いことでしょう。

○よい株とは
 全体として、植物と調和のとれた色や形の鉢で作られ、鉢や葉に汚れがないなど、生産農家の取扱いや意気込みが伝わるようなものがよい株です。
 品質面では次の条件にあった株を選びましょう。
@株全体が新鮮で元気に見える。
A植物と鉢とのバランスがよい。
B節間が詰まってしっかりしている。
C葉色がよく、ツヤがあり、黄変した葉がない。
D枯れている葉や傷んだ葉がない。特に下葉がしっかりしている。
E根がぐらぐらしていない。
F病害虫の発生がみられない。
G用土は清潔で、持ってみて軽い。
○購入する前に
 飾ろうとする部屋のグリーンインテリアに適した植物の姿や自分の好みなどが選択の第一のポイントになるのは当然のことですが、植物の性質についてもよく考える必要があります。置き場所に適した性質を持つ種類や大きさのものを選ばないと長持ちさせることができません。特に温度と光に対する性質をよく考えて選ぶことが大切です。
 南に面した居間などの暖かい部屋に置く場合は、温度のことはあまり考えなくてもよいのですが、玄関や北側の
寒い部屋に置く場合は低温性の植物を選ばねばなりません。一般的に管理が容易なのは、低温性や中温性の植物です。
 光に対する性質はたいへんに重要です。暖かい部屋でも明るい窓際に置くのと暗い壁側に置くのでは光の強さが大きく異なります。暗いところに置く場合は、日陰を好む種類や耐陰性の強い種類を選ばねばなりません。
○購入する時期
 以前は観葉植物は夏のものという印象がありましたが、住環境の良くなった現在では、一年中、いつ購入しても大丈夫です。ただし、高温性の種類は、暖かい春から夏の時期に購入するのが無難でしょう。低温期は、寒さに強い種類を選ぶのが無難です。
○購入する店
豊富な園芸知識を持った店員のいる園芸店は、商品管理が確かで、適切なアドバイスも受ける



ことができので、初心者には安心です。そして、植物に対する暖かい取扱いを感じるような店、種類が豊富にあり,新鮮な商品がいつも置いてある店、商品の選びやすい店は、安心できる店でしょう。店先で直射光や寒風にさらしたり、商品を大事に扱っていない店は避けたほうがよいでしょう。
○購入後の注意点
 ほとんどの観葉植物は温室などの最高の環境条件の中で生産されています。そして、一般家庭に移されると、環境が激変します。特に空気が乾きがちです。だから、購入してから1週間ぐらいは、室内の暖かいところに置き,毎日霧吹きで葉水を与えて湿度を保つなどして,徐々に家庭内の環境に馴らせるようにするのがよいでしょう。