ホ ー ム園芸百科鉢花図鑑観葉図鑑豆 知 識

園芸豆知識・雑学編A植物知識編





雄の木と雌の木はなぜあるの??






@パパイア(中国福建省)
 ★多くの植物の花は同じ花の中に雄しべがあり、雌しべがあります。このような花を両性花といいます。そして、多くの場合は蝶や蜂などの昆虫や風などの力を借りて、花粉を媒介してもらってます。このときに、自家受粉といって、同じ花の花粉が同じ花の雌しべに受粉するときもありますが、自家受粉は近親結婚のようなものですから、かなりの植物は、これを避ける工夫をしています。たとえば、雄しべと雌しべの熟する時期が違ったりしている場合もあります。

 ★雄花と雌花が別の花なら、自家受粉はありません。つまり、雌雄異花で、このような花を単性花といいます。スイカカボチャ、キュウリなどがそうで、実がなるのは雌花だけです。ただし、この場合は雌雄同株といって、同じ株の中に、雌花、雄花があるので、同じ株の花粉が雌しべに着けば、いわば近親結婚の関係になりますが、両性花よりはその確率はうんと低くなります。

 ★雄花、雌花が全く別々の株で咲く場合は、雌雄異株と云います。言いかえれば、雄株と雌株が分かれているものです。このような植物はたとえば、イチョウキウイフルーツキンモクセイサンショウパパイアなどです。実は、雌雄異株の植物数は意外と多く、植物全体の10%くらいはあるのではと云われています。キウイフルーツは雄株と雌株を両方植えなければ雌株といえども実を着けません。イチョウの木は銀杏(ぎんなん)が採れますが、雄株と雌株があるので、ぎんなんをつくる場合は、雌株を植えます。いっぽう、街路樹では実は着かない方がよいので、なるべく雄株を植えるようにしています。でもときどき街路樹でも実を着けている樹が混じっていますね。

Aイチョウ

Bキウイ

Cキンモクセイ

Dサンショウ