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園芸豆知識・雑学編A植物知識編





夜の素晴らしい香り、夜香花(ヤコウカ)。イエライシャン??
図 鑑






@ヤコウカ(ヤコウボク)の花
 ★ヤコウカ(夜香花)は夜に花が開き、強烈な芳香を出す植物です。これほど強烈な香りを出す植物は少ないのではないかと思います。庭に植えていると、外の道を歩く人がその香りを不思議に思うほどです。室内では香りが強すぎて不快に思うほどです。昼は花を閉じて、あまり香りません。

 ★このヤコウカ、昼は花を閉じていますからあまり目立ちません。しかも、直立性ではなく、枝をたれるようにして茂るので、何となく地味な植物といえるでしょうか。このために気付かない場合が多いようですが、熱帯アジアの国々にはかなり多く植えられています。


Aチューベローズの花
 ★中国名は夜香樹といいます。日本では、一般には夜香木(ヤコウボク)の名で流通していますが、正しくは和名ではヤコウカ(夜香花)です。ナス科植物で、細長い黄緑色の花を夏から秋にかけて、次々に花を咲かせます。熱帯では四季咲き性のように思えます。

 ★ところで、イエライシャンという植物が歌でたいへんに有名になりましたが、これは漢字で書くと「夜来香」です。字意からだけ考えればヤコウカも夜に香りが来るのですから、同じような感じがします。ですから、日本ではこのヤコウカをイエライシャンと称して販売している場合がありますが、これは誤りです。ヤコウカはナス科、イエライシャン(夜来香)は、ガガイモ科のトンキンカズラのことをいいます。

 ★余談ながら、リュウゼツラン科のチューベローズをイエライシャンと言うことがありますが、これは月下香で、イエライシャンではありません(写真A)。