ホ ー ム園芸百科鉢花図鑑観葉図鑑豆 知 識

園芸豆知識・雑学編A植物知識編





アロエは「医者いらず」??
図 鑑






@キダチアロエ
 ★キダチアロエ(写真@)は「アロエ医者いらず」の名で古くから親しまれ、広く民間薬として使用されてきました。胃痛、便秘には葉を生食するか、汁を飲用しますが、たいへん苦いものです。この苦い成分はアロイン(Aloin)というものです。

B原産地の南アフリカのアロエ

Cカリフォルニアで見たアロエの花
また、火傷、外傷、虫さされ、化膿などには葉の汁液を塗布したり、切り開いた葉を貼ることが有効だと伝えられています。最近では健康食品ブームに乗って、アロエ酒、アロエジュース、アロエヨーグルトなどの商品が健康食品として市販され、また、石けん、トニックなど化粧品分野でも広く利用されています。

 ★もともと、この植物の日本への渡来は明治初期ですから、日本での一般への浸透は、特異的といってよいほどに急速だったように思えます。今も一家に一株の気持ちで管理されている方も多いかと思います。

 ★アロエ属には300種以上の種類があり、観賞価値の高いものが多いのですが、日本では単にアロエといえばキダチアロエのことをいうぐらいに、キダチアロエが広く普及しています。しかし、日本薬局方に記載されている薬用アロエはキダチアロエではなく、アロエ・フェロクス(ケープアロエ)です。

Aアロエ・ベラ
これの汁を乾燥させて、瀉下剤、通経剤として利用します。

 ★また、アロエ・ベラ(写真A)も薬効があると云われ、食用にされることが多いようで、野菜としても市販されています。これは苦みがほとんどありません。

 ★アロエ属はほとんどがアフリカ南部原産ですが、原生地ではたいへんに大きな株になっているのを見かけます(写真B)、そして、穂状の赤い美しい花が咲きます(写真C)。