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園芸豆知識・雑学編@:植物と民俗、お国ぶり編





日本のマキ(槇)が中国で大人気






@素晴らしい仕立ての日本産マキ(中国広東省)
 ★日本産マキ(槇)の庭園樹が中国で大フィーバーです。日本から大量に中国へ輸出されています。
 
 ★写真@は広東省順徳市の陳村という植木の大産地で写したものですが、幹の太い立派な株です。値段を聞けば日本円に換算して数百万円の値を言います。そのような日本産のマキが大量に並んでいます。この陳村というところは数百ヘクタールの広大なところに、数百の店舗が並ぶ中国最大の植木や鉢物のマーケットといってもよいところですが、ここで日本産のマキをたいへんにたくさん見ることができます。中国の植木業界は「マキ」フィーバーのように思えます。

 ★中国のバイヤーがゲンナマを持って、日本のマキの産地を買い歩いているという噂をよく耳にします。マキは暖地性の植木ですから、中国にもたくさんありますが、たしかに、日本産の品質は素晴らしいように思います。幹の太い、樹高の高い大きな株がお好みのようです。日本からマキの大株が無くなってしまいそうな感じです。ただ、日本にはマキ以外にも立派な植木はたくさんありますが、バイヤーはマキ以外は眼中に無いようで、マキの買い付けに熱中しています。いかにも中国人らしいように思えます。

A上海で見た日本産マキ


 ★どういう訳か(あえて理由は書きませんが)、マキはほとんどすべて広東省へ輸出されます。そして、広東省から上海などにも輸送されます。写真Aは上海に到着したばかりで、今植え付け作業をしています。このような大木を植える場合、中国では、植穴を掘らないで、地表に株を置いて、周辺に煉瓦を円形に並べて、土を入れるという方法を採ります。これは造園業者の畑の場合で、次の移植を考えると合理的な方法のように思えます。


 ★ちなみに、ここでは、「マキ」という名前を書きましたが、一般にマキというのは、正しくは「イヌマキ」です。中国名は「羅漢松」です。イヌマキの変種にラカンマキというのがありますが、これも植木として広く生産されています。