ホ ー ム園芸百科鉢花図鑑観葉図鑑豆 知 識

園芸豆知識・面白い形態編





ナスは茄子紺? 白色や緑色のナスを食べる国も多い






@茄子紺が美しい日本のナス

A緑色のナス(中国)
 ★「一富士 二鷹 三茄子」、「親の意見となすびの花は千に一つの無駄も無し」、「秋茄子は嫁に食わすな」、などのことわざが多くあるナスは、インド原産ですが奈良時代にはすでに渡来し、日本人の食生活に欠かせない重要な夏野菜として発展しました。

 ★ところで、野菜の中でナスの肌ほど光沢の美しいものはなく、その独特の紫から「茄子紺」という言葉が生まれました。この紫色はアントシアニンの一種「ナスニン」という色素です。鉄やアルミニウムなどの金属と反応すると、鮮やかな黒紫色になりますから、漬け物にするときには古くぎやミョウバンを入れます。

 ★しかし、ナスは世界的に見ると必ずしも「茄子紺」ではなく、白色や緑色やくすんだ紫色などもあります。たとえばヨーロッパではタマゴナスという白色のナスを食します(写真B)。

Bタマゴナス(白色のナス)
ちなみに、ナスは英語ではegg plantといいます。紫色が前提なら、まさかタマゴを連想することはなかったでしょう。日本ではこの白色が珍しいので、鉢植えにして観賞植物として流通しますが、本来は食用のものです。

 ★中国の華北地域では緑色のナスが普通に食されているようです(写真A)。日本でも奈良漬け用などに使います。アジアの国を旅したときに、思いつくままに写したナスのいろいろを下に並べました。いろいろなナスがあるものです。

 ★日本のナスの茄子紺はたいへんに美しいのですが、「ナスは茄子紺」は国際的には必ずしも通用しないですね。


ナスのいろいろ

ラオス

ラオス

ラオス

ラオス

ミャンマー

ミャンマー

中国

ベトナム

ミャンマー

中国

中国

ラオス

中国

中国

中国

中国

ミャンマー

中国

ラオス

中国

中国

中国

ミャンマー

中国