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園芸豆知識・面白い形態編





幼葉と成葉A:シンゴニウム(葉はトリアシ状に切れ込み複葉になる)






@シンゴニウムの鉢植え

Aシンゴニウムの鉢植え

Bシンゴニウムの成葉(インドネシア)

C巨大な樹木に付着して育つシンゴニウム(インドネシア)

D大きな樹木に付着し、こんもりと美しい形で育つシンゴニウム(中国雲南省シーサンパンナ)
 ★シンゴニウム・ポドフィルムSyngonium podophyllum)は単にシンゴニウムと呼ぶ場合が多いのですが、代表的な観葉植物の一つです。常緑の蔓性の植物で、葉は矢尻形をしており、白色や黄白色の斑入りの美しいものが流通しています。葉は切り込みのない単葉です(写真@A)。

 ★ところが、これが大きな株に成長し、成葉が出始めると、葉の形は全く信じられないぐらい一変します。成葉は鳥足状に切れ込んでおり、5〜7枚ほどの複葉になります。単葉ではないのです。そして、小葉は単純な長楕円形で大きいものでは長さが20cmほどになります(写真B)。とても、元の葉からは想像することが出来ない葉の形です。まさに、劇的とも言える凄い変化です。初めて成葉を見たとき、温帯に住んでいる我々の場合は、よほど植物に詳しい人でない限り、シンゴニウムだとは気が付かないでしょう。

 ★シンゴニウムは熱帯アメリカ原産のサトイモ科の植物ですが、熱帯では公園などの樹木の株元にかなり植栽されています。茎から根を出して、樹木などに付着しながら高さは数メートルほどは十分に伸び、幹をこんもりと覆います。この姿はなかなか熱帯的な風情があります(写真CD)。