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園芸豆知識・面白い名前編





イランイランノキ
図 鑑






@イランイランノキの花
★イランイランノキとは面白い名前ですが、英名もirang-irangです。この植物の原産地の詳細は不明ですが、

Aイランイランノキ(Cananga odorata

C丸弁のイランイランノキ
オーストラリアから熱帯アジアの広い地域に分布しています。このイランイランの名前はフィリピンの言語であるタガログ語に由来して、命名されているようです。

 ★イランイランノキが有名なのは、花弁から抽出される精油がイランイラン油といい、これが高級香水原料として広く知られていることに因るようです。

 ★花は、線形で細く、長さは6〜7cmあり、ねじれて垂れ下がるように咲くので、大きくてよく目立ちます(写真@)。始めは緑色をしていますが、次第に黄色に変わり、強い香気を発するようになります。香気の強いときに花弁を集めて、蒸留して精油を採取します。

Bバンコクで見た大規模な壁面緑化。

 ★イランイランノキは高さ15mにもなるバンレイシ科のカナンガ属(イランイランノキ属)の常緑つる性の高木です。熱帯アジアでは広く見られ、日本でも植物園などで見ることができます。鉢物としても栽培され、ときに流通します(写真A)。

  ★なお、写真Bは、バンコクで見た驚くほど大規模な壁面緑化の風景ですが、この植物はツルイランイランノキといわれるものです。同じバンレイシ科の植物ですが、イランイランノキとは別属です。花弁は線形ではなくて丸弁で、あまりねじれていません(写真C)。日本には従来導入されていなかった植物ですが、最近栽培されつつあります。