アロエ

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写真は全て南アフリカ
学名Aloe spp.
和名ロカイ(蘆薈)
別名
英名
科名ツルボラン科(←ユリ科)
属名アロエ属
性状常緑高木〜低木、多年草
原産地主にアフリカ南部、一部マダガスカル
 アロエ属には300以上の種類があるが、日本で栽培される実用種はコダチアロエ(Aloe arborescens)やアロエベラ (Aloe vera) が代表的で、その他、観葉植物、多肉植物として多数の種類が栽培される。

 これらのほとんどが南アフリカを主とするアフリカ南部の原産で、一部はマダガスカルなどにも分布する。主な原産地である南アフリカの郊外を走ると、アロエの大きな群落や雄大な大木をかなり見かける。アロエには有茎種と無茎種とがあるが、有茎種は幹幅数メートルにもなる巨大なものがあり、分枝して多数の幹が立ち上がり、頂に高度な多肉葉を着ける。たいへんエキゾチックで、これがアロエなのかと驚く。最大のものは高さが18mにもなるという。高さ5〜10m程度でもなかなかの偉容である。高さ数メートルに満たない株でも巨大な群落を形成する姿もまた感動的である。

 アロエは基本的に幹の先端にのみ多肉葉を集中して出す。また、
無茎種は地際から多数の葉をロゼット状に出す。種の数としては無茎種の方が多い葉の形態は様々であるが、多くは剣状で先端が尖り、葉縁には三角形の鋭い刺を密に着ける。

 花は黄〜朱赤色で、紡錘形の筒状花が房状に多数咲く。大きな花穂はなかなか見応えがある。

 葉には薬効のあるものが多い。多肉質の葉の汁液はかなり苦いものが多いが、飲用して胃腸薬、皮膚に塗って外傷薬などに用いる。日本で広く普及しているコダチアロエは「医者入らず」の愛称で知られ、民間薬として用いるため、以前は多くの家庭で一鉢は栽培していたものである。

 もう一種のアロエ・ベラは同様に薬効があるとされるが、これは苦みが少なく、むしろ、葉肉を野菜として、主に生食するためにかなり栽培されている。いずれも、性質はきわめて強健である。とくに木立アロエは関東以西で一部野生化している。

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