オオベニゴウガン

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@(タイ)

@(インドネシア)

A(中国雲南省シーサンパンナ)

B白花品種
学名Calliandra haematocephala
和名オオベニゴウガン
別名 アカバナブラッシマメ
英名 powderpuff tree, blood-red tassel flower
科名マメ科
属名ベニゴウガン属
性状常緑低木
原産地南米(ボリビアなど)
 半球形の鮮やかな赤色花が美しい。花弁ではなく、赤色の長い雄しべの集合体である。この花の径は10cmほど、あたかも赤色の柔らかいブラシのように見える。英名ではpowderpuff treeといい、これを化粧パフに見立てている。和名の「オオベニゴウガン」は大きな紅色のゴウガンと名付けているが、ゴウガンは漢字で「合歓」と書き、これはネムノキのことである。

 たしかに、花の形はネムノキに似ている。ネムノキも同じマメ科ではあるが、ネムノキ属の植物で、花色は淡紅色である。本種はベニゴウガン属で、両者は属が異なる。

 マメ科の植物といいながら、花がマメ科特有の蝶形花ではない。実は花弁は小さくて、長い雄しべに隠れて見えないのである。しかし、花の後にできる豆果(莢の中に種子が入っているもの)を見れば、誰が見てもマメ科植物であることが納得できる。

 樹の高さは2〜3m程度、枝はジグザグ型に伸びるが、密に茂る。葉は羽状複葉である。なお、花の色は普通は赤であるが、希に白花を見ることがある。

 ベニゴウガン属の植物は中南米を主に200種ほどあるが、その中でも本種は最も多く栽培されている種類のように思える。アジアの熱帯を歩いていると、公園や個人庭園などでよく見かける。一部は野生化しているのではないかと思うときもある。

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