カロトロピス・プロケラ

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@カロトロピス・プロケラの花。後ろに見える幹は径10cm以上ある大きな株。(ドバイ)

Aカロトロピス・プロケラは小さな株でも花を着ける(ドバイ)

Bカロトロピス・プロケラの樹姿(ドバイ)

Dドバイ近郊の砂漠の夕景
学名Calotropis procera
和名
別名
英名madar、mudar
科名ガガイモ科
属名カロトロピス属
性状常緑低木
原産地インド〜北アフリカ
 ドバイの郊外の砂漠地帯を走ったことがある。細かい砂で形成された見渡す限りの砂漠にはほとんど植物がないが、ところどころ灌木状に低木が見える。高さは1m程度から大きなものでは3mほどある。近づいてみるとこれが本種であった。花はなかなか美しい。どこから水分を得ているのであろうかと不思議に思う。

 実はドバイでの砂漠で見る以前に、インドのバンガロール高原の畑作地帯でこの植物は見ていた。畑地の境界線などに生け垣のように植栽されていた。このときはさほど印象的ではなかったが、かなりこの植物は環境適性の幅が広いように思える。

 花は星形の紅色味を帯びた青紫色で、3cmほどとあまり大きくないが、花柄が伸びて枝分かれして集散花序となってたくさんの花が着くので、全体としてはなかなか美しい。

 花の後には長さ15cmほどの袋状の果実ができるが、これは、フウセントウワタに似た感じである。

 この木の枝を折ると出る白い汁液は毒性が強いので要注意である。この木の茎の繊維は紡ぐことができ、また、種子に着く綿毛は詰め物に、汁液は乾かしてゴムの代用に使うなど、乾燥地帯では種々の用途に使うとのことである。

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