キャンサーブッシュ

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写真はいずれも南アフリカ
学名Sutherlandia frutescens
和名
別名
英名cancer bush, balloon pea, cape bladder pea, duck plant
科名マメ科
属名ステルランディア属
性状常緑低木
原産地南アフリカ
 南アフリカの草原や灌木地帯の明るい場所などに茂る橙赤色の花を着けたマメ科の植物がかなり目に付く。高さは1〜2mほどである。日本では見かけない植物のように思えるが、花はなかなか美しい。

 茎は細いが直立し、葉はマメ科植物らしい羽状複葉で、小葉を20枚近く着けて、やや垂れ下がる。小葉の長さは2cmほどと小さいが、細かい綿毛に覆われて灰緑色をして、美しい。
 
 初春の頃(9月頃)、葉腋に橙赤色の花が下向きに多数着く。その後、風船のように膨らんだ果実ができる。この故に、英名ではバルーンピー(balloon pea、風船の豆)とも言う。雨がたくさん降ったときなどに、水に浮かんで流され、種子が遠くへ拡散されるという。

 一方で、英名ではキャンサーブッシュ(cancer bush)と呼ぶのが一般的である。 cancerとは「癌、腫瘍」などの意味で、縁起でもない名前のように思える。この植物は南アフリカでは薬草として知られ、抗癌作用があるとも言われていることが名前の由来なのであろう。

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