コンドロペタルム(エレギア)

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@草原に自生する姿(南アフリカ)

A草原に自生する姿(南アフリカ)

B庭園に植栽されたコンドロペタルム。後方の建物はこの植物を葺いたもの(南アフリカ)

Cフラワーショーで見た本種(イギリス)
学名Elegia tectorum (=Chondropetalum tectorum )
和名
別名 屋根葺き草
英名dakriet, small cape bush
科名サンアソウ科
属名コンドロペタルム属
性状常緑多年草
原産地南アフリカ
 南アフリカの草地や林縁などではイグサを一回り大きくしたような多年草がたいへん目につく。なかなか美しい姿である。広い庭園などに植栽したい植物である。

 これはサンアソウ科エレギア属の植物である。サンアソウはイネ科にかなり近い。エレギア属よりは旧属名のコンドロペタルムの名のほうが馴染み深い。

 南アフリカでは茅葺き屋根の建物を時々見かける。この屋根葺き材はこの植物を使う。このため、日本では屋根葺き草の名前で販売している業者もある。余談ながら、南アフリカの茅葺き屋根はなかなか美しく、日本の茅葺き屋根の技術に比べてなんら遜色はない。現在では、富裕層の高級住宅や観光施設などで使われているように思える。

 イギリスのフラワーショー(チェルシーやハンプトンコート)ではかなり以前から毎年この植物が展示されている。本種を含めこの植物の仲間を収集している園芸業者がいるようである。イングリッシュガーデンではよく見かけるので、イギリスでは庭園植物としてかなり普及しているように思える。最近では日本でも園芸店でときどき見かけるようになっている。

 葉は鞘状で、すぐに脱落し、茎(桿)だけが残る。細い茎が群生した姿は、独特の繊細な雰囲気がある。高さは1〜1.5mほど。雌雄異株で、茎の先端に小さな穂状の茶色の花が咲く。

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