ココヤシ

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@ココヤシ(マレーシア)

Aココヤシ園(中国・海南島)

Bホテルの庭園に植栽されたココヤシ(フィリピン・ミンダナオ)

Cココヤシの果実(カンボジア)

Dココナッツジュースの販売(タイ)
学名Cocos nucifera
和名ココヤシ
別名
英名coco nuts palm
科名ヤシ科
属名ココヤシ属
性状常緑高木
原産地熱帯アジア〜ポリネシア
 ココヤシは、ヤシの仲間では最も有名で、利用価値がたいへん高い有用樹なので、世界中の熱帯各地で最も広く植栽されている。単にヤシと言えば本種を指すほどである。

 果実はココナッツと呼ばれ、やや先の尖った楕円形で、熟すると長さ30cmにもなる。周縁部は丈夫な繊維のある厚い層からなり、その内側には非常に固い殻に包まれた種子がある。

 この種子の内部の周縁部は白い固形胚乳の層があり、未熟果にはその内側に液状胚乳が入っている。液状胚乳はほぼ1リットルほどあり、そのまま飲用する。ココナッツジュースと言う。これは、熱帯では貴重な飲料で、生水と違って何より衛生的である。

 樹高は大きいものでは30mにまでなる。幹は直立するが、途中で屈曲する場合が多い。葉は幹の先端部に集まって出る。葉は羽状複葉で、細長い小葉を密に着け、長さ5mにもなる。

 植物体のほとんど全てに利用価値がある。幹は材として用い、葉は屋根葺き材などに用いる。何より重要なのはその果実で主に食用となる。液状胚乳(ココナッツジュース)の他、固形胚乳は、そのまま食してもよいが、ココナッツミルクに加工し、あるいは乾燥してコブラを作る。果実の皮の繊維はロープやたわしにする。また、園芸用土のココピーにする。そのままランの植え込み材にもする。要するに全てが実用に供されているといってもよい。大きな果実から発芽させた状態のものが観葉植物として利用されている。

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