コーヒーノキ

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@コーヒーノキの果実(ベトナム)

A広大なコーヒー園(ベトナム)

Bコーヒー豆

Cコーヒー豆の乾燥(ベトナム)
学名Coffea arabica
和名アラビアコーヒー
別名
英名arabian coffee
科名アカネ科
属名コーヒーノキ属
性状 常緑小高木
原産地熱帯アフリカ
 コーヒーノキは世界の熱帯各地で栽培されているが、特に生産量が多いのは南米のブラジル、コロンビア、アジアのベトナム、インドネシアである。

 コーヒーノキ属には数種の実用種があって、最も代表的なのがアラビカ種(アラビアコーヒー)で、世界の生産量の7割以上を占めている。次いで多いのがロブスタ種(ロブスタコーヒー:Coffea canephora)で、20%ほどの比率となっており、この2種が現在では2大種といえる。その他に、リベリカ種(リベリアコーヒー:Coffea liberica)も以前はかなり栽培されていたがかなり少なくなっている。いずれにしても、これらのコーヒー属の実用種を総称して、コーヒーノキと言っている。

 ベトナムはブラジルに次ぐ世界第二位のコーヒー生産国であるが、ここでは、ロブスタコーヒーの栽培が多い。ロブスタ種は性質が強健で、低コストの生産が出来ると言われるが、味は濃厚で独特の香りがしてやや苦いと言われる。

 ちなみに、ベトナムのコーヒーの入れ方は独特で、たいへん濃厚である。その上、コンデンスミルクをかなりたくさん入れるのですごく甘ったるい。喫茶店などで初めて飲む人はだいたいの人はかなり驚く。

 コーヒーは典型的なプランテーション植物といえる。熱帯の各地では大規模なコーヒー園があり、多くの労働者が豆の収穫作業などをしてる風景が見られる。ブラジルやハワイに行った初期の日本人移民がこの作業に携わったことは広く知られている。

 コーヒーノキの樹高は放任すれば10mほどになることもあるが、強い剪定によく耐えるので、栽培時は3m程度に管理している。葉は長卵形で葉脈が際だって見え、光沢を帯びて美しい。それで、日本でも観葉植物としてもかなりたくさん出回っている。葉腋に白い花が多数咲き、楕円形の果実がたくさん出来る。果実は始めは緑色で、次第に赤色、紫色となる。熟した果実は食べてみれば甘い。果実の中には2粒の種子が入っている。これがコーヒー豆である。

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