ユーカリ

画像をクリックすれば拡大できます

@白花のユーカリ

Aユーカリの仲間で最大の花
Eucalyptus macrocarpa

B庭先に植えられていた花の美しい種類

C赤花多化性の種類

D山林火災から復活しつつあるユーカリ林
学名Eucalyptus spp.
和名ユーカリ
別名
英名eucalypt, gum tree
科名フトモモ科
属名ユーカリノキ(エウカリプツス)属
性状常緑高木
原産地豪州
 オーストラリアを代表する高木で、コアラの食べる植物としても知られる。ユーカリは正しくはユーカリプツスと言うべきであるが、後ろの3字を省いて日本ではユーカリと言う。

 ユーカリはオーストラリアでは最も多く見られる植物である。普通は大陸の外側(海に近い側)にユーカリの森林が形成され、内陸側にアカシアの森林層が形成されている。

 オーストラリアは自然発火で生じる山火事の多い国であるが、このユーカリは火事に対応するように進化している。各所で真っ黒になっている森林を見かけるが、ユーカリは枯れずにすぐに回復する。この再生する風景もまた各地で見かける。

 ユーカリプツス属の植物は600種類ほどあり、そのほとんどがオーストラリアとニュージーランドに分布し、一部がニューギニアに分布する。その多くが高さ20m以上になる高木で、オセアニア地方独特の巨大な森林を形成している。

 生育が早い木で、強健でもあるので、世界各地の植林にユーカリが使われている。中国の雲南省では全山ユーカリで覆われている風景が見られる。砂漠の緑化樹などにも活用される。しかし、これらは生態系を破壊しているおそれがかなり大きい。

 銀白色をした葉の美しい種類もかなりあり、一部の種類は切り花生産や庭園樹として利用されている。日本でもユーカリ・グニー(コマルバユーカリ)、ギンマルバユーカリなど数種が栽培されている。

 ちなみに、ユーカリは幼葉と成葉とはかなり形態が異なる。一般に、幼葉は葉柄が無く卵形、成葉は葉柄があり細長く大きい。別の植物かと間違えるほどである。

 ユーカリの花は種類にもよるが概してかなり美しい。普通は白色花であるが、赤色のものもある。花の美しい種類はオーストラリアでは庭園樹としてかなり利用されている。

 また、ユーカリは概して葉に特有の香気がある。葉から取れる精油は殺菌作用や抗炎症作用、鎮痛・鎮静作用があるとされる。

ホームページに戻る