ヘチマ

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@マーケットで販売されているヘチマ(台湾)


Bヘチマの花(愛知)

Cトカドヘチマヘチマ(台湾)
学名Luffa cylindrica
和名ヘチマ
別名 イトウリ
英名luffa, loofah, loofa
科名ウリ科
属名ヘチマ属
性状一年草(つる性)
原産地インド
 ヘチマは、沖縄県ではニガウリ(ゴーヤ)と並ぶ重要な果菜であり、九州南部でも食用にする習慣があったが、全国的に見れば食用にする習慣は少ない。

 ヘチマは別名がイトウリという。熟した果実は強い繊維が満ちており、かってはこれを束子(たわし)として使っていた。しかし、最近ではほとんど見かけなくなった。また、完熟したころ、地上30cmほどのところで蔓を切って出る液体を「へちま水」といい、かっては化粧水あるいは塗り薬として用いていた。

 東南アジアの国々では、ヘチマはたいへん重要な果菜である。どこのマーケットに行ってもヘチマは必ず商品として並んでいるし、農村地帯に行けばヘチマの栽培風景をかなり見かける。食用には開花後10日ほどの幼果を収穫するが、それでも意外と大きく、キュウリよりはかなり太い。

 ヘチマはつる性植物で、巻きひげで他物に絡みつきながら生長する。径8cmほどの黄色い花が多数咲いて、観賞植物として見てもなかなか美しい。雌雄異花で、雌花は花の基部に果実状にふくらみがある。果実は、円筒形である。栽培する場合は棚作りとなる。

 東南アジアでは、ヘチマの仲間でトカドヘチマ(Luffa acutangula)というヘチマも同じように食用にする。これは果実に縦の稜線が目立つ。この筋が10列あるので、トカドヘチマ(十角糸瓜)という。マーケットではヘチマに負けないほどの量が販売されているように思える。

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