フイリソシンカ

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@フイリソシンカの花(沖縄)

Aフイリソシンカの植栽(沖縄)
学名Bauhinia variegata
和名フイリソシンカ
別名 ヨウテイボク
英名orchid tree, mountain ebony, variegated bauhinia
科名マメ科
属名ハマカズラ(バウヒニア)属
性状半落葉中低木
原産地中国南部〜インド
 花弁は5枚で淡紅紫色、中央部は濃紫赤色の斑が入り、芳香がある。しばしば落葉し、花が先に咲くと遠目には桜のような、あるいはツツジの大木のような感じがしてなかなか美しい。花の形は同属の植物で広く植栽されているムラサキソシンカよりは整っている。

 葉は大きな特色があって、先端が深く切れ込み、両側はほぼ円形である。羊の蹄のような形でなので、中国名は「羊蹄甲」という。これから、日本ではヨウテイボク(羊蹄木)という別名が着けられている。樹高5〜10mほどになるが、枝はよく広がり、幅広い大きな樹冠となる。花は茎頂や葉腋に着き樹冠全体を覆う。

 花弁は卵形で、長さは5cmほど、花後に出来るマメ科植物らしい豆果(豆鞘)は長さ30cmほど、中には20個前後の種子が入っている。

 東南アジアの亜熱帯、熱帯の国々では庭園などに広く植栽されている。高温性の植物ではあはるが、九州南部では露地植えが可能で、沖縄などの亜熱帯気候の地域では広く植栽されている。植物園の温室でも見ることができる。

 バウヒニア属には世界の熱帯に200種ほどあるが、広く植栽されているのは、本種とムラサキソシンカである。