フウセントウワタ

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@(インドネシア)

A(中国・雲南省)

B(マレーシア)
学名Gomphocarpus physocarpus
和名フウセントウワタ
別名 フウセンダマノキ
英名cotton bush, swan plant
科名キョウチクトウ科(←ガガイモ科)
属名フウセントウワタ属
性状常緑多年草(亜低木)
原産地南アフリカ
 袋状の果実がユニークで、切り花などに愛用されるフウセントウワタは南アフリカの原産であるが、熱帯各地で野生化しているように思える。庭園などに植えられている場合もあるが、雑草地などでぱらぱらと生育していることが多く、密集して育っているのは見かけない。草丈が1〜2mほどになり、しかも独特の袋状の果実(朔果) を多数着けるので、たいへん目立つ。

 ただし、フウセントウワタ属は約100種もあるので、熱帯アジアで雑草化しているように見えるものは必ずしも南アフリカ原産のフウセントウワタでないものもあるかもしれない。

 フウセントウワタの袋果(朔果)は、球状で先が尖り、淡緑色をしている、小さな突起が幾筋もでき、突起の先端は柔らかい毛状になる。雑草地で見るフウセントウワタは多くがこの記載にほぼ合致するように思える。
袋果の内部には綿毛を着けた種子がある。

 いずれにしても、実用性のある植物だけに、自生している姿を見ると多少は感動する。本種の耐寒性はかなり強く、日本の中部以西では露地栽培が可能である。

 ちなみに、形は小さいがよく似た風船状の朔果を着けるフウセンカズラという植物があり、日本でもよく見かける。これは蔓性で、ムクロジ科の植物であるから、科まで異なる。

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