ヒメノカリス・スペキオサ

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Hymenocallis speciosa
(台湾)

Hymenocallis speciosa
(タイ)

Hymenocallis caribaea
(南アフリカ)
学名Hymenocallis speciosa
和名
別名 スパイダーリリー
英名spider lily, sea daffodil
科名ヒガンバナ科
属名ヒメノカリス属
性状常緑多年草
原産地西インド諸島
 熱帯を旅すると、ハマユウ(ハマオモト)と姿も花も似た植物があちこちの花壇で目につく。しかし、この花の形態はたいへん特徴的で、中心部分は薄い幕を張ったような浅いカップ状になっていることがハマユウと大きく異なる。そして、その中央から放射状に6個の細長い花びらを伸ばすが、その長さは20cm以上にもなる。この姿から、英名はspider lily(スパイダーリリー:蜘蛛の百合)というが、まさに言い得て妙な命名のように思える。

 このスパイダーリリーはヒガンバナ科ヒメノカリス属の熱帯性の球根植物である。しかし、関東以西なら、地上部は冬に枯れるものの、アマリリスのように球根で越冬することができるので、最近は日本でも時々見かけることがある。

 ヒメノカリス属には30種以上の植物があり、主に中南米に分布している。この属の植物は大小様々であるが、全て、花の中央部が薄い幕を張ったようなカップ状になっていることで共通している。花色も一部に黄色があるが、ほとんど白色である。

 ヒメノカリス属の植物で、最もポピュラーなのは、スペキオサ種であるが、たいへんよく似たものにカリバエア種(Hymenocallis caribaea):西インド諸島原産)、リットラリス種(Hymenocallis littoralis:熱帯アメリカ原産)など数種類がある。

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