インドナツメ

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@インドナツメの改良品種。10cm以上はある(台湾)

Aインドナツメの有袋栽培(台湾)

Bインドナツメの本格的な栽培(中国・海南島)

Cインドナツメの出荷調整作業(中国・海南島)

Dナツメ(中国・成都)
学名Ziziphus mauritiana
和名インドナツメ
別名 イヌナツメ
英名indian jujibe, cottny jujube, Chinee apple
科名クロウメモドキ科
属名ナツメ属
性状常緑小高木
原産地インド〜マレーシア
 普通見かけるナツメは長さ2cm程度の小さな卵形の果実である。果皮は赤褐色か黒褐色で、主にドライフルーツにして食する。しかし、インドナツメの果実はかなり大きく、形態は卵形あるいは円形で、長さ3〜7cmほどである。しかし、最近は品種改良が進み、青リンゴと見間違うほどの10cm以上の大きなものまである(写真@)。

 果皮は熟すと橙〜茶色になる葉、そこまでにならない緑色の状態のものを食す。果肉はシャキシャキした食感で、ほのかな香りがある。酸味はあまりなく、甘みが適度で、なかなか美味である。皮は薄いので、皮をむく必要はない。

 日本ではこの果物をほとんど見かけない。しかし、台湾では品種改良がたいへん進んでおり、栽培面積もかなり多い。そして大果のインドナツメがマーケットなどで広く出回っている。植物検疫の関係で、輸入されていないが、そのうちに輸入されるように思える。日本でも、沖縄県などで栽培が増えることであろうと思える。

 その他に、東南アジア各地でかなり栽培されている。中国・海南島で見た農園は広大で、かなりの樹齢のものであった。棚栽培がされ、枝は斜め上方に整然と誘引され、果実は袋がけされるなど本格的な栽培であった。高級果実として国内各地に出荷されているようであった。

 インドナツメはクロウメモドキ科の植物で、高さ10mほどになる。枝は直立または斜上し、少し垂れる場合もある。自然のままでは生産上は管理できないような大木になる。

 いずれのしても、今後日本でもかなり普及するであろう果物のように思える。

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