ジャカランダ・ミモシフォリア



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@満開のジャカランダ・ミモシフォリア(南アフリカ)

Aジャカランダ・ミモシフォリアの並木(南アフリカ)

B満開のジャカランダ・ミモシフォリア(インド)

C葉が着いた状態で咲くジャカランダ(インド)
学名Jacaranda mimosifolia
和名
別名 ブルージャカランダ
英名jacaranda, mimosa-leaved jacaranda, blue jacaranda, Brazilian rose wood, black
科名ノウゼンカズラ科
属名ジャカランダ(キリモドキ)属
性状常緑高木
原産地アルゼンチン〜ボリビア
 ジャカランダは日本のサクラに相当する美しい花木であろう。「熱帯の世界三大花木」というのがあり、ジャカランダ、カエンボク、ホウオウボがあげられているが、なんと言ってもその筆頭のように思う。もともと、アルゼンチン付近が原産であるが、現在では世界中の熱帯各地に植栽されている。

 ノウゼンカズラ科の高さ15mに達する常緑高木である。しかし、常緑とはいいながら、乾期のあるところでは落葉する。そして、出葉に先だって、桜のように樹冠全体を覆うように花が咲く。花は円錐花序で、一つの花房に50個以上は咲く。花の色は藤紫色で、ブルージャカランダと呼ぶ場合もある。
 
 日本に桜の名所があるように、世界各地にジャカランダの名所がある。南アフリカの首都プレトリアの街で見るジャカランダには圧倒される、街中の道路の並木が全てジャカランダで、紫の花で覆われ、花のトンネルが出来る。感動的な風景である。これほど大規模ではなくても、インドを始め熱帯、亜熱帯の各地でジャカランダの美しい開花風景は見られる。

 ジャカランダはアカシアを思わせるような羽状複葉の小さな葉を着け、繊細な雰囲気があって、なかなか美しい。それで、日本では観葉植物として鉢植えが流通している。ただし、鉢植えではまず開花することはない。寒さには意外と強く、関東以西では庭木としても利用される。時に少し開花しているものも見られるが、熱帯で見るような美しい状況からはほど遠い。

 なお、ジャカランダ(キリモドキ)属にはほぼ50種ほどの植物がある。本来、「ジャカランダ」と言えばこれらの植物群の総称となるが、最も世界で広く植栽されているのはジャカランダ・ミモシフォリア(Jacaranda mimosifolia)で、日本で植栽されているものもこれである。したがって、単にジャカランダと言えば、総称と言うよりは本種を指すと考えてもよい。



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