カゲツ

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@花がいっぱい咲いた花月の大木(カリフォルニア)

A花月の大木(ケニア)
学名Crassula ovata
和名フチベニベンケイ、園芸名:カゲツ(花月)
別名 金のなる木、成金草
英名dollar plant, jade plantt, jade tree
科名ベンケイソウ科
属名クラッスラ属
性状常緑低木
原産地南アフリカ
 五円玉の穴に新芽を通して、育てた鉢植えを「金の成る木」と称して販売されていたことがあったが、さすがにあまり品格が良くないからか、最近は五円玉を見かけることはほとんど無い。もっとも、英名もdollar plant(ドルの植物)だから、不思議なことに洋の東西、この植物を「金に見立てている点で共通している。不思議な命名に思えるが、分厚くて丸い葉をドルの硬貨にみたてたのであろう。この金の成る木の和名は「フチベニベンケイ」であるが、園芸名のカゲツ(花月)のほうが名が通っている。

 カゲツは南アフリカのケープ州〜ナタール方面が原産地である。温暖でやや降水量の少ない地中海気候の地域なので、乾燥にはかなり強い。気候が似ているカリフォルニアでは多くの庭園に植えられており、見事な大木が各所で見られる。高さは3m以上になる。サバンナ気候にも適しているのか、ケニアでも大木をよく見かけた。茎の先端に着く淡紅色の花に覆われた姿はたいへん美しい。

 寒さには比較的強いので、日本でも関東西の海岸に近い地帯では、庭木として植えることが可能である。日本では冬に花が咲くことが多い。花は小さな星型で、房状にたくさん咲く。花色は淡桃〜桃色味を帯びた白色である。

 葉は楕円形で多肉、長さ3〜4cmほど、明るい緑色で光沢があり、周辺が濃紅色で縁取られる。温度が下がる冬に赤味が強く発色する。よく枝分かれして、こんもりとした姿に育ち、老木になると盆栽的な風格の姿になる。

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