キンギア・オーストラリス

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@巨大なキンギア
(以下全て西オーストラリア州で写す)

Aキンギア

Bキンギア
学名Kingia australis
和名
別名 グラスツリー
英名drumsticks
科名ダシポゴン科(←ススキノキ科)
属名キンギア属
性状常緑低木
原産地豪州
 オーストラリア南西部を走るとソテツの様な幹の頂にススキのような葉を束生する特異な姿をしたススキノキがたいへん目につく。幹が黒いのでブラックボーイの愛称で呼ばれている。ただし、ブラックボーイは差別用語だと言うことで、最近はグラスツリーと呼ぶ方が多いように思える。これにそっくりな姿をした本種もまたオーストラリア南部一帯でかなり見られる。

 両者の姿はたいへん似ているものの、花を見れば全く異なるのでその違いは簡単に分かる。ススキノキの花穂は細長く1本しか出ない。一方、本種は太鼓のバチのような花穂を多数出す。何ともユニークな花穂である。また、本種の方がやや小ぶりで、葉の色は少しシルバーがかっているように思える。

 オーストラリアの固有種であるが、ススキノキと同じようにオーストラリア特有の山火事にもたいへん強い。全て真っ黒に焼け焦げて黒い幹だけが残るが、すぐに幹の頂部から鮮やかな青緑色の葉を束生する。この姿はなかなか美しい。

 多く見られるのは高さ数m程度であるが。ときに樹齢何百年かと思えるかなり巨大なものも見られる。成長はたいへん遅い。

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