コショウ

画像をクリックすれば拡大できます

@(中国・海南省)
学名Piper nigrum
和名コショウ(胡椒)
別名
英名pepper, pepper plant
科名コショウ科
属名コショウ属
性状常緑低木(つる性)
原産地インド
 コショウはいうまでもなく最も代表的な香辛料である。コショウには抗菌・防腐・防虫作用があり、冷蔵技術が未発達であった中世においては料理に欠かせない香辛料として極めて珍重されていた。当時、ヨーロッパでは、コショウは金、銀と同重量で交換されたという貴重品であった。このコショウを得ることが大航海時代の目的の一つであったとさえ言われている。

 このコショウ、インド南西部原産ではあるが、インドだけでなく、インドネシア、マレーシアなど熱帯アジア各地で栽培され、さらに南米のブラジルでも栽培されている。栽培地の拡散と共に、一部では野生化もしているように思える。

 コショウには黒コショウ、白コショウ、青コショウ、赤コショウなどがある。これらは収穫のタイミングや製法上の違いにすぎず、同じ植物の果実である。黒コショウは完熟前の果実を乾燥させたもので、白コショウは赤く完熟したものを半発酵させて外皮を除去したものである。青コショウは未熟果実を塩漬けまたは乾燥させたもの、赤コショウは完熟した果実を乾燥させ、外皮を着けた状態のものである。いずれにしても同じ植物の果実である。

 コショウはつる性の植物で、長さ5〜10mもつるを伸ばす。葉は卵状楕円形で光沢があり、掌状の5〜9脈が目立つ。花序は長さ15cmくらいで下垂して、小さな花を房状に着ける。そして、径3〜6mmの球形の果実が多数できる。果実は赤く熟する。

ホームページに戻る