クワ

画像をクリックすれば拡大できます

@マーケットで販売されていたクワの実(ベトナム)

Aクワの実の着果状態

B桑畑(カンボジア)

学名Morus spp.
和名クワ(クワ属植物の総称)
別名 マルベリー
英名mulberry
科名クワ科
属名クワ属
性状落葉高木
原産地北半球の温帯、暖帯
 クワ(桑)はクワ科クワ属植物の総称で、カイコ(蚕)の餌として利用されることは広く知られている。クワ属には10種あまりあるが、日本の養蚕に用いているのは中国〜朝鮮半島原産のトウグワ(Morus alba.)である。

 かっては桑畑こそ日本の象徴的な農村風景であったが、養蚕が廃れてしまった今日では見る影もない。クワは蚕の餌としてだけでなく、その果実は果物としても利用される。昔は、農村の子供にとっては、畑で自由に採れるおやつでもあった。

 現在でも東南アジアの国々、特に、中国南部やインドシナ半島などの地域では、マーケットでクワの実がかなり販売されている。日本では見かけない風景である。

 クワは普通は雌雄異株であるが(同株のものもある)、雌花は枝の基部付近に咲き、柔らかい粒が集まった果実ができる。キイチゴの実を細長くしたような形である。熟すと赤黒くなり、甘くてたいへん美味い。

 クワは落葉性の高木で、大きいものは高さは15mにもなる。しかし、養蚕用に栽培される場合は、葉を採取するために強い選定をするので、普通は高さはせいぜい数mである。葉は楕円形であるが、若い木では少し切れ込みが入る。

ホームページに戻る