ミリオンバンブー

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@多様なデザイン(台湾)

A標準的なピラミット型デザイン(中国・福建省)

B最近多いデザイン(中国・福建省)

Cミリオンバンブーの原木栽培
学名Dracaena sanderiana
和名ギンヨウセンネンボク
別名 ミリオンバンブー、富貴竹、万年竹
英名 Belgian evergreen
科名キジカクシ科(←リュウケツジュ科)
属名ドラカエナ(ドラセナ)属
性状常緑低木
原産地熱帯アフリカ西部
 ミリオンバンブーとか万年竹、あるいは富貴竹などいろいろな呼び方がされるものが園芸店などで流通している。どの名前にも「竹」が付いているが、この植物はタケではなく、キジカクシ科ドラカエナ属のドラセナ・サンデリアナである。茎は直立し、葉は長披針形で先が尖り、長さ10〜20cm、少し下方に湾曲し、光沢があり、葉縁に幅広い白斑が入り、なかなか美しい。日本でも古くから観葉植物として流通していた。なお、斑の入らない緑葉の品種もある。

 この葉を摘み取ると、茎は光沢ある緑色をして、まるで竹のように見える。この茎はどこで切断しても、最上部の節からは芽が出て、水に浸けておけば下部の切り口からは発根する。たいへん丈夫な植物である。この性質を利用していろいろなデザインにして飾ることを考えたのは台湾の園芸家である。

 初期のころはピラミット型のデザインが主流であったが、次第にデザインも多様化してきた。台湾では赤いリボンを着けて目出度いときなどの贈答に使う。名前も台湾では「富貴竹」といい、目出度い名前を使っている。台湾はこの技術を駆使して、世界各国に輸出している。世界中の多くの国の園芸センターでこれを販売している。コチョウランやパキラなど台湾発の園芸商品が世界を制覇しているのは凄いと言う他はない。現在では、中国での生産が増えており、安価なのが魅力で輸出が増えている。日本で見かけるものは中国または台湾製のものである。
 
 台湾のミリオンバンブー生産農家では、葉の摘み取りはエアーナイフで行っている。デザイン研究室も持っているのが普通で、様々なデザインを工夫している。栽培時に茎を湾曲させる技術も開発されおり、さらに多様なデザインができるようになっている。 

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