モクマオウ

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@(中国・雲南省シーサンパンナ)

A(カンボジア)

B(タイ)

C(沖縄)
学名Casuarina spp.
和名モクマオウ
別名
英名Australian pine, beefwood, she osk
科名モクマオウ科
属名モクマオウ属
性状常緑高木(〜低木)
原産地豪州〜太平洋諸島
 樹冠全体が細い枝か、細い線状の葉で覆われているように見える特異な姿をした高木である。アジアの熱帯の国々ではこの木がたいへん目立つ。
 
 細長い小枝は、葉のように見えるが、縦のすじと節があり、実は葉ではなく、枝なのである。葉は鱗片となって、各節に輪生するので、まるでトクサのような姿である。要するに葉は極端に退化して、実質的には無いといってよく、枝で光合成をしているのである。

 この特異な姿の樹木は海風に強いので亜熱帯、熱帯地方の海岸地帯で防潮、防風林として広く植栽されている。また、姿もよいので、海岸地帯に限らず、風致木、街路樹としても広く植栽されている。沖縄などの日本の暖地でもかなり見かける。

 モクマオウ属には30種ほどの植物があるが、そのうち数種が実用種として、世界各地に植えられている。これらは用材樹としても優れており、その目的でも栽培される。