パパイア

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@マーケットで販売されるパパイア(カンボジア)

A幹に鈴なりに果実が着く(ベトナム)

B葉腋にぎっしりと咲く花(インドネシア)

Cビニールハウスでの大規模な栽培(台湾)

Dパパイアの大木(インド)
学名Carica papaya
和名パパイア
別名 チチウリ、パパヤ、モクカ
英名papaya, papaw, pawpaw melon tree
科名パパイア科
属名パパイア属
性状常緑小高木
原産地熱帯アメリカ
 代表的な熱帯果物の一つである。熱帯地域のマーケットでは最も目立つし、ホテルでのデザートでも必ず出る果実である。果実は卵形、長楕円形、円形など様々である。果肉は淡紅橙〜橙黄色で、多汁質、酸味はほとんど無く、甘くてなかなか美味である。

 パパイアは生育がきわめて早い植物で、幹は直立し、頂部に葉を集中して出す。幹は若いうちは緑色で柔らかく多年草のような感じであるが、大きくなると10m近くまでなり、基部の直径は30cmほどにもなる。しかし、普通はこのような大木にはしないで適度に改植するので、せいぜい数メートルの高さのものが普通である。とくにパパイアは幹が柔らかくて強風に弱いので、沖縄や台湾のような台風などの強風が吹く地域では大木は見られない。しかし、強風のない赤道に近い地域では驚くような大木が時に見られる。

 沖縄では、家庭の庭に植えている風景が普通に見られる。典型的な家庭果樹で、営利生産の農場はなさそうである。しかし、台湾では強風を避けるためと思えるが、ビニールハウスで大規模な営利生産が行われている。

 花は葉腋に多数咲く。本来、雌雄異株であるが、雌雄異花ではない両生花の品種も多い。大きな果実が幹にぎっしりと着くが、この姿は壮観である。典型的な幹生果(幹に直接果実が出来る)である。大きいものは長さ40cm、重さ4kgにもなるという。
 
 ちなみに、パパイアは果物として知られるが、熱帯では野菜としてもかなり利用されている。幼果を食べるのである。

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