ランブタン

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@ランブタンの果実(ラオス)

Aランブタンの着果状態(タイ)

Bランブタンの着果状態(中国・雲南省)

C樹冠を覆うランブタンの果実(タイ)
学名Nephelium lappaceum
和名ランブタン
別名 ランブータン
英名rambutan
科名ムクロジ科
属名ランブタン属
性状常緑高木
原産地マレーシア〜インドネシア
 東南アジアでは代表的な果物である。果実は、ピンポン球大のほぼ球形または卵形、果皮は赤色(ときに黄橙色)で柔らかい毛のような突起物で覆われている。この姿は多少奇異な感じであるが、マレー語でランブタンは「毛の生えたもの」の意味なのである。

 果皮はやや硬質ではあるが、薄いので手で簡単に破ることができる。内部は、種子の周りにある半透明の多汁質の部分(仮種皮という)が満ちており、これを食べるのだが、甘くてブドウに似た食感がありなかなか美味である。同じムクロジ科の果樹であるレイシやリュウガンと同じような果実の構造と思えばよい。

 果実の径は3〜8cm程度で、枝の先端部の10〜20個ほど集まって着く。樹高は8〜10mになるが、樹冠全体の枝先に果実が着くので、樹全体が赤く見えるほどになり、なかなか壮観である。
  
 東南アジアの国々では、重要な果物で、家庭果樹として広く栽培されている。もちろん生産農場もあるがあまり大規模では無さそうである。東南アジア以外でも少しは作られているが、特に東南アジア地域で目立つ果樹である。

 ランブタンは生食するが、ジャム、缶詰などにもする。ドライフルーツにもする。種子は炒って食用にするが、油脂分に富んでいるので油も採れる。

 ランブタン属は30種ほどの植物があり、本種以外にも近縁種がかなり栽培されている。