サキシマスオウノキ

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 @西表島仲間川上流域にある天然記念物の巨大な板根

A西表島仲間川のマングローブで見るサキシマすオウノキ
(オヒルギの膝根の上に板根を伸ばす壮絶な姿)

B同上
学名Heritiera littoralis
和名サキシマスオウノキ
別名
英名
科名アオイ科(←アオギリ科)
属名サキシマスオウノキ属
性状常緑高木
原産地西南諸島〜熱帯アジア、ポリネシア、熱帯アフリカ
 日本で最大の板根を作るのがこの木である。マングローブ背後の湿地林に生育するアオイ科の常緑高木である。西表島の仲間川流域のマングローブが終わるあたりの川岸近くに巨大なサキシマズオウの巨木がある。国指定の天然記念物であるが、これを見るとその姿に驚愕する。樹高は18mあり、板根の高さは3m以上、板根の周囲は35mもある。凄い姿と言うほか無い。

 板根は熱帯地方の樹木ではかなり普通に見られるが、温帯地方にはほとんどない。熱帯地方は概して耕土が浅く、巨大な樹木を支えるために発達した根の形態である(園芸豆知識:板根の話参照)

 巨大なサキシマスオウノキがある仲間川流域のマングローブには、この木がかなり各所に生育している。普通はマングローブの背後の湿地に多いのであるが、水辺に育っているものもかなりあり、白みのある樹皮と板根が目立ち、マングローブの景観に美しさを添えている。

 樹高は15m程度になる高木で、葉は楕円状卵形、堅く、光沢ある緑色である。この板根は堅牢なので、かつては船の舵に利用されていたという。

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