サポジラ(チューインガムノキ)

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@サポジラ(沖縄)

Aサポジラ(ベトナム)

Bマーケットで販売されていたサポジラ(タイ)
学名Manilkara zapota
和名サポジラ
別名 チューインガムノキ、メキシコガキ、サポーテ
英名sapodilla, chewinggum tree, beef apple, chicle tree,
科名アカテツ科
属名サポジラ属
性状常緑高木
原産地メキシコ
 樹皮を傷つけて得られる樹液を濃縮して得られるゴム状のものをチクル(chicle)といい、これがチューインガムの原料となる。これ故にチューインガムノキの名で知られている。

 一方で、この樹の果実は、有用な果物でもある。果実は直径4〜8cmの卵形ないし球形で、果皮の淡い褐色ののものが多く、果肉は黄褐色〜赤褐色、肉質は柔軟で柿に似た味がして、甘くて美味である。

 チューインガムは合成品がかなり使われるようになっているが、現在も熱帯アメリカではチクル採取の目的でかなり栽培されている。アジアの熱帯でも多く栽培されるが、この場合は果物を得る目的の栽培である。タイやマレーシアなどの熱帯アジアのマーケットでは、この果物がたくさん販売されている。

 サポジラは樹高30m以上にもなる高木であるが、普通は10m程度である。葉は長卵形で、光沢があり、茎頂部にはらせん状に密に着く。花は葉腋に着き、白色であるがあまり目立たない。

 日本では、沖縄などの亜熱帯地方で露地植えができるが、普通は植物園やフルーツパークなどの温室で見られる程度である・