サトウキビ

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@サトウキビ畑(沖縄)

A土産物店で売っていたサトウキビの茎(沖縄)

Bサトウキビの搾汁機(石垣島)

C搾汁液を煮詰めて黒糖を作る(石垣島)

D黒糖(沖永良部島)
学名Saccharum officinarum
和名サトウキビ
別名 カンショ(甘蔗)
英名sugarcane
科名イネ科
属名サトウキビ属
性状常緑多年草
原産地ニューギニア
 サトウキビはテンサイ(甜菜:砂糖大根)と並ぶ砂糖の原料植物であることは言うまでもない。国際的に見れば、サトウキビによる砂糖が約70%、テンサイによるものが約30%だと言う。サトウキビは熱帯で、甜菜は温帯で栽培される。

 日本の国内生産ではまったく逆で甜菜の方が多く、約80%を占める。サトウキビによる砂糖は約20%だと言う。沖縄の黒糖が土産物などで広く知られているので、甜菜の方が多いというのは庶民感覚とかなり異なるように思える。

 沖縄ではサトウキビ畑がかなり目立つ。四国や九州でもサトウキビが栽培されている。四国は世界のサトウキビ生産のおそらく北限であろうと思える。

 サトウキビは高さ3m以上になる草丈の高い多年草である。葉はトウモロコシのように幅広い線形である。秋には茎の先端からススキのような穂が出る。葉を取り除くと茎は節があり、竹のような姿になる。しかし、竹と異なって茎の内部は中空ではない。髄と言われる組織で詰まっており、ここに糖分が含まれている。

 沖縄や奄美諸島では黒糖が土産用に多く販売されている。また、茎そのものも販売されている。これは皮をむいて髄の部分を噛み砕いて甘味を楽しむためのものである。一方、黒糖は茎の部分から汁液を絞り、そのまま煮詰めて濃縮し、冷却して固めたもので、精製過程はない。しかし、独特の風味があり、いわば菓子として楽しめるものである。

 四国方面などの土産物店で売られている「和三盆」は竹糖(ちくとう、(S. sinense)と呼ばれるサトウキビから製造したものである。一般的なサトウキビとは種類が異なり、茎が細く、草丈もかなり短い。

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