シキキツ(カラマンジー)

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Aシキキツの鉢植えが並ぶ。お金を模した赤い札も付ける
(中国・福建省)

Bシキキツの鉢植えが並ぶ。お金を模した赤い札も付ける
(中国・福建省)

C園芸店で販売されるシキキツの鉢植え(中国・福建省)

D売店で並ぶシキキツの鉢植え(カンボジア)

E空港で飾られていたシキキツ(シンガポール)
学名Citrus madurensi
和名シキキツ(四季橘)(四季桔)
別名 カラマンシー、トウキンカン、シキナリキンカン
英名calamondin orange、Chinese Orange、acid orange
科名ミカン科
属名ミカン属
性状常緑低木
原産地中国南部
 中国(主に南部)の春節に欠かせないのがミカンの鉢植えである。満艦飾に実を付けたミカンの鉢植えが玄関などに並ぶ。ミカンは黄金色をしているので、中国人の大好きなお金につながるらしい。また、「桔」が吉につながることとも関係しているようである。果実だけではまだ不足なのか、赤い札までが追加され、いわば、お金の満艦飾である。この風習は華僑の多い東南アジア諸国でも見られる。

 さて、このミカンの鉢植え、いくつかの柑橘類が使われますが、シキキツが圧倒的に多いように思われる。シキキツはスンキ(酸桔)とキンカンとの雑種、あるいは、マンダリンオレンジとキンカンの雑種とされ、やや大型のキンカンといった感じである。フィリピンではカラマンシーといい、最も栽培の多い重要な柑橘である。

 樹高は3〜6mほどになるが、着果樹齢になるのはたいへん早く、極めて豊産性である。しかも葉は小さく肉厚で密に着くので、鉢植えにしても見事な姿になる。果実は径2.5〜3.5cm程度の球形で、果面は普通は鮮橙色で、果皮は薄く、キンカンに似てやや甘い。酸味はやや強いが十分に生食できる。沖縄県ではシークワーサーの代用品として、台湾から輸入した果汁が販売されているそうである。
 

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