シンゴニウム・ポドフィルム

画像をクリックすれば拡大できます

@樹の根元に植え付けたばかりのシンゴニウム。幼葉と成葉が同時に見られる(カンボジア)

A幹に絡みついたシンゴニウム
(中国・雲南省シーサンパンナ

B成葉の姿(インドネシア)

C成葉の姿(ミャンマー)
学名Syngonium podophyllum
和名
別名
英名African evergreen, arrowhead vine
科名サトイモ科
属名シンゴニウム属
性状常緑蔓性多年草
原産地 熱帯アメリカ
 シンゴニウムは代表的な観葉植物の一つである。シンゴニウム属には多くの種類があるが、単に「シンゴニウム」といえば、普通はシンゴニウム・ポドフィルムを指す。
 
 観葉植物として育てる幼植物は、地際から矢尻型の葉を叢生する。斑入り模様の異なる美しい園芸品種が多く、鉢物としては多くの場合、つるが伸びる前のものが出回っている。これで、たいへん均整のとれた姿になる。一部はヘゴ仕立てでつるを伸ばしたものも流通しているが、やはり美しい斑入りの矢尻型の葉を着けている。矢尻型の葉は幼い段階だけの葉で幼葉という。

 しかし、シンゴニウムを熱帯で見ると、別の植物かと思うほどに姿が異なる。矢尻型の葉はまず見られない。葉は鳥足状に5〜7の裂片に切れ込み全く異なった姿になる。矢尻型の葉は全く見られない。そして、斑模様はかなり消えてしまうか、目立たなくなる。これを成熟段階で出る葉という意味で成葉という。

 それほど変貌した姿でも、大きな樹の幹に根を付着して、茂っている姿はなかなか美しい。熱帯の庭園樹や街路樹の地際にこれを植えて、幹に絡ませている風景が各地で見られる。かなり高温性の植物なので、日本では南西諸島を除いて地植が不可能なのでこのような風景は見られない。沖縄でもまれにしか見かけない。

ホームページに戻る