タビビトノキ

画像をクリックすれば拡大できます

@(マレーシア)

A(インドネシア)

B(インド)

C(ベトナム)

Dタビビトノキの花(タイ)

学名Ravenala madagascariensis
和名タビビトノキ
別名 オウギバショウ
英名traveller's tree, traveller's palm
科名ゴクラクチョウカ科(←バショウ科)
属名タビビトノキ属
性状常緑多年草
原産地マダガスカル
 長い葉柄のあるバナナのような葉を整然と2縦列の扇状に着けた姿がたいへん美しい。この樹形が好まれ、マダガスカル原産であるが、世界中の熱帯各地に庭園樹として広く植栽されている。日本では観葉植物として鉢植えが流通している。

 生長するにつれ下部の葉は落ち、茎が目立つようになり、次第に木質化する。茎は直立し、分枝することはない。高さは数mほどのものは普通で、10m以上に伸びる。葉は長さ3m以上になり、葉柄も長いので、幹の上部に茂る葉冠はかなり大きい。全体として高さは20mほどにはなる。花序は葉腋から出るが、ゴクラクチョウカにそっくりである。

 タビビトノキは面白い命名であるが、その正しい由来はよく分からない。一つは、葉鞘に貯まっている水で、旅人が喉を潤すことが出来たからだとの説がある。しかし、あまり衛生的な水では無さそうに思える。もう一つはこの植物は丈が高く遠くからでもかなり目立ち、しかも、葉が2並列して東西方向に広がるので、旅人に対して羅針木の役割を果たしたからつけられた名前だという説がある。しかし、本当に正しく方角を指しているとは限らないので、この羅針盤の役割説は疑問があるように思える。

 和名のオウギバショウは扇形に広がるバショウの葉という意味で、外観から見た名前なのであろう。しかし、どう見てもバナナなどの属するバショウ科の花ではない。しかし、以前はバショウ科に分類されていた。

ホームページに戻る