タコノキ

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@(ラオス)

A(石垣島)

B(インドネシア)

C(インドネシア)
学名Pandanus spp.
和名タコノキ
別名 パンダナス
英名screw pine
科名タコノキ科
属名タコノキ属(パンダヌス属)
性状常緑低木〜高木
原産地旧世界熱帯各地
 タコノキ(パンダヌス)属の植物は、旧世界熱帯各地の海岸付近に広く分布している。140種ほどもある大きな属なので、アジアやアフリカの熱帯のどこに行っても多少形態の異なるタコノキの仲間を見かける。なんといっても、幹からタコの足状の太い気根を出す姿がユニークなのでかなり目につく。この気根は倒伏を防ぐ支柱根の役割も果たしている。庭園樹としても広く植栽されてる。

 幹の先端からは先の尖った細長い剣状の葉をらせん状に密に出す。これが、船のスクリュウのように見えるらしく、英名ではスクリュウパイン(screw pine)という。パインはタコノキの果実が松かさ状であることによる。和名のタコノキは気根がタコの足状に見えることによる。

 日本にもタコノキ属の植物は自生している。南西諸島にはアダンが、小笠原諸島にはオガサワラタコノキがある。

 アダンは奄美以南からオーストラリア北部に至る広範な地域の海岸地帯に自生している。沖縄など南西諸島の海岸景観を形成する象徴的な植物である。果実はパイナップルのような外観で、これもたいへん目立つ。また、アダンはマングローブを構成する樹種でもあり、汽水域の最も上流付近に群生している場合が多い。

 和名で「タコノキ」と言えば小笠原諸島の固有種である「オガサワラタコノキ」を指す。学名はPandanus boninensisといい、この種小名のboninensisは「オガサワラ」の意である。小笠原の海岸付近に広く自生して、高さは10mほどになる。かなり雄大な気根が支柱のように幹を取り巻き、タコノキの名にふさわしい姿となる。葉は細い剣状で、幹の先端かららせん状に多数出る。葉縁には鋭いトゲがある。雌雄異株で、雌株にはパイナップル状の大きな果実ができる。

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