オオタニワタリ

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@ヤエヤマオオタニワタリ(A. setoi)?
倒伏した木に着生している(西表島)

Aシマオオタニワタリ (A. nidus )?(タイ)

Bヤエヤマオオタニワタリ(A. setoi))?
ジャングル内での着生状態(西表島

C野菜として販売されているオオタニワタリ(の仲間)(台湾)

Dオオタニワタリの油炒め(台湾)
学名Asplenium antiquum
和名オオタニワタリ
別名 タニワタリ
英名
科名チャセンシダ科
属名チャセンシダ(アスプレニウム)属
性状常緑多年性シダ
原産地日本南部〜台湾
  オオタニワタリは日本南部から台湾の森林内の樹木や岩などに着生するシダ植物で、幅の広い先端の尖った単葉が重なりあって杯状の姿をしている。日本では本州や四国南部、九州などにも自生するが、沖縄などの南西諸島ではかなりたくさん見られる。園芸植物としてもかなり流通している。

 同じような形をしたチャセンシダ属のシダは多数あり、たとえばシマオオタニワタリは、その園芸品種の’アビス’が観葉植物として広く流通している。ただし、シマオオタニワタリとオオタニワタリは胞子の着き方が違う程度の違いしかなく、外観的にはほとんど見分けが着かない。その他熱帯アジアのジャングルなどでも多数、この仲間が自生しているが、オオタニワタリと区別することは難しいように思えるものが多い。ヤエヤマオオタニワタリという種類もあるが、やはり区別が難しい。これらはあるいは同じ種類かもしれないし、将来分類が変わることもあり得るように思える。
 
 葉は細長く、先端が尖る広線形で、切れ込みはない。あまり目立たない短い茎があり、その上部から多数の葉が放射状に斜め上に向かって多数出て、全体として杯状となる。この杯状の筒内に落ち葉などを集めて、これが腐葉土となり栄養源になるとされている。

 ところで、このオオタニワタリなどは台湾では野菜として食べる習慣がある。葉の先端部を油炒めなどにして食べるのであるが、これを採取する目的で栽培もされており、マーケットでも販売されている。意外と美味で、抵抗無く食べることができる。

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