トックリヤシ

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@庭園に植えられたトックリヤシ(中国・海南省)

A庭園に植えられたトックリヤシ(中国・雲南省)

C大きな鉢に植えられたトックリヤシ(中国・広東省)
学名Mascarena lagenicaulis
和名トックリヤシ
別名
英名bottle palm
科名ヤシ科
属名トックリヤシ属
性状常緑中木
原産地モーリシャス諸島周辺の島々(マスカリン諸島)
 幹の基部が異常に大きく膨らみ、上方が急に細くなる「徳利型」のヤシである。幹の形があまりにも奇妙なので、一度見れば忘れない強烈な印象を受ける。熱帯の公園や庭園などでたくさん見かけるヤシである。

 このヤシ、インド洋東南部のマダガスカルに近いモーリシャス諸島やレユニオン島などのあるマスカリン諸島の原産であるが、主に観賞用ヤシとして、世界各地に広がっている。

 幹は径60cmほどに膨らみ、高さは4mほどになる。膨らんだ幹の上部は急に細くなり、径20〜25cmほどになる。まさにボトルパームの英名やトックリヤシの和名にふさわしい姿である。幹は葉が落ちた跡の横縞状の紋様が少し残るが、表面は滑らかで、灰褐色である。幹の上には羽状葉が少し捩れながらアーチ状に集まって出る。この姿は重厚感があり、優雅でもある。葉の長さは1〜2mはあり、葉柄を含めれば3mになる。

 あまり樹高が高くならないヤシなので、街路樹に使っているのは見ないが、たいへん存在感のあるヤシなので、もっぱら庭園用として植栽されている。人気のあるヤシといえよう。大鉢に植えた観葉植物が日本でも少しは流通している。

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