トリガープランツ

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@Stylidium schonoides
(写真は全て西オーストラリア州)

AStylidium bulbiferum

BStylidium spathulatum
学名Stylidium spp.
和名
別名 トリガープランツ、虫たたき、引き金草、ゲキテツ草
英名trigger plants
科名スティリディウム科
属名スティリディウム属
性状常緑多年草
原産地豪州
 オジギソウなど動く植物はかなりあるが、その中でもこの植物は動くスピードが世界最速と言われている。雄しべと雌しべが融合した「蕊(ずい)柱」と言う器官があって、花に虫などが止まると、この蕊柱が目にも止まらぬ早さで強烈に叩きつける。虫が逃げられるような早さではない。このときに花粉が虫に着き、受粉の手助けをする。この動作があまりにも早いので、英名でトリガープランツ(trigger plant:引き金植物)と云う。

 この属の植物は100種類以上があり、わずかな例外を除いて全てオーストラリアの原産である。西オーストラリア州の原野や疎林地帯などに、いろいろな種類のトリガープランツが下草のように生育している。

 花は5弁であるが、1弁は小さく、4弁は対をなし、X型をした独特の花形をしている。花はせいぜい2〜5cm程度とあまり大きくないが、花数が多いので意外とよく目立つ。いろいろな種類があり、多くは地際から葉が出るか、短い茎の上部に束生する。草丈は20〜30cm程度のものが多い。花の色は白、桃、橙など種類によって異なる。

 虫をたたきつけた後、5分もすれば元の状態に復帰して、刺激に対する反応が再びできる状態となる。また、このたたきつけの運動は、夜や夕方、朝方は反応が無く、虫が訪れる時間帯に活発に動く。

 寒さには意外と強く、日本でも西南暖地なら十分に越冬できる。鉢花としてもときに流通している。

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