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ケニアの花

2007.1015

サバンナ風景
 ケニアの切り花産地付近は典型的なサバンナ気候の地帯である。サバンナ(Savanna)とは乾季と雨季のある熱帯に分布して、疎林と潅木を交えた熱帯草原地帯のことである。ケニアの花を紹介する本題とははずれるが、農園を訪問する道すがら眺めたケニアらしいサバンナ風景を紹介する。広大な平原と、プランテーション農業の多い広大な農村地帯の風景は壮大な雰囲気がある。また、キリンなどの大型草食動物が農場の近くを悠然と歩いている姿を見るのは感動的でもある。






典型的なサバンナ風景。草原に巨大なユーホルビアが点在している。このユーフォルビアは高さが10mにはなる雄大な姿である。園芸名でチュウテンカク(冲天閣) と呼ばれるユーフォルビア・インゲンス (Euphorbia ingens)であろう。
道を走っていると赤道と表示した看板に何回か出会う。看板の下には漏斗が置いてある。これに水を流して出来る渦が左回りか右回りか、赤道の南北で分かれることを試すデモンストレーション用。わずか10mあまり南北に移動すると渦が逆になる地球の不思議さを実感。

サバンナの疎林地帯を貨物列車がのんびりと走る。ウガンダと結ぶ鉄道であろうか。草丈の低い灌木がまばらに生えるサバンナ草原の典型的風景。

傘のように樹冠が開いた特徴ある姿はアカシアの仲間の高木で、この付近にたいへんに多い。農地にもかなりたくさん残っている。アンブレラアカシアあるいはアンブレラツリー、サバンナツリーなどとも呼ばれる。学名はアカシア・ラッデイアナ(Acacia raddianaAcacia tortilis)。別に、左下のキリンの写っている写真の高木もアカシアの仲間であるが、キリンが好むようで、これはアカシア・クサントフロエア(Acacia xanthophloea)と思える。

アフリカ大陸の有名な大地溝帯はケニアの花の産地付近を通っている。大地溝帯(Great rift valley)はイスラエルからモザンビークまでの9,600キロメートルにも及ぶいわばアフリカ大陸の割れ目とも云うべきもので、そのスケールはたいへんに大きい。写真の左側にかすんで見える山までの間がその地溝帯である。その谷間は広大な農業地帯となっている。上から眺めた地溝帯はたいへんに緑豊かで美しい。

大地溝帯を展望できる道端には何カ所かこのような看板が立っていて、駐車スペースが設けられている。数軒の土産物屋が並んでいる。


キリンは各所で見られる。ナイバシャ付近では相当増えているように思える。

シマウマも農園付近をかなりうろついている。

大型の鹿。広いロッジの庭園で見かけた。

大地溝帯の風景。手前は樹高の低い灌木帯。

広い草原をどこまでも伸びる直線道路。

高木とまでは云えない程度の樹高の密林もある。

灌木の密度が高い広大な丘陵。

ユーフォルビアとアカシアの疎林。左手前はユーフォルビアではなくトゲの強烈なサボテンで、フェンス代わりに植えたもの。

農業地帯。ここでは野菜が栽培されていた。おそらくプランテーション農場で輸出用と思える。

広大な茶畑。ケニアは世界第三位の茶の生産国で、輸出の基幹作物。プランテーション農業の代表的な作目である。

コーヒー園。これも輸出用のプランテーション農園であろう。

トウモロコシ畑も広大である。




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